縄文の手紡ぎ工房アンジェリークの畠山恭子です。

縄文時代から使われていた紡ぎ道具のスピンドルを使って
羊毛を手紡ぎして作品をつくっています。

このブログはその作品制作の工程やノウハウ、
作品つくりへの思いなどを綴ったものです。

読みにきてくださってありがとうございます。
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初めてのパペット作り顛末記 その3です

動画で、口パクパペットの作り方や構造は理解しました。

だけど、
そのまま作れるわけでなく。

動画や本で紹介されている作り方って
基本、布を使うパターンなのです。

私が作るのは
羊毛フェルトなんだな。

↑この子を立体化するんですわ。


どんな風になるのか、
イメージ画描いてみました。
FBで投稿したら、めっちゃ絵うまいって褒められちゃいましたよ。
このイメージができたら、形にするのは得意なのです。


くちばしの中に手を入れて、パクパクさせて、
くちばしは黄色いフェルトで作って〜。

頭と胴体、両羽根と、尾羽、足を作ればいいのね。

ふむふむ。

頭と胴体は
フェルトで球体を作らないとダメなんだな。
なるほどなるほど。

くちばしのところは、手を入れるための筒状の内布を作らないとだめね。

型紙なんて、ちょっと作れないなぁ。

フェルトの球体かぁ。

こりゃ水フェルトで作らないと無理ねぇ。

ってなことで、

水フェルトで頭と胴体を作ることになりました。

その前に、
一番最初に作ったのはくちばしです。

このくちばしも、型紙を起こしたわけではなくて、
勘でフェルトを切って、縫って作りました。

上下でくちばしの厚さが違います。

このくちばしをどのくらい表に出すのかで
大きさが変わってくるんですよ。

この後、頭と胴体のフェルトの球体作りへと移ります。

続く。