俺なぁ。幼稚園から高校まで、ずっと知能指数が学年で一番だったんだよ。言ってなかったかもしれないけどさ。
これは、ウチの旦那の言葉です。
言ってなかったかもしれないけどさ!
って、台詞がつくけど、もう、結婚して以来、数えきれないほど聞いて来ました。私だけでなく、子供たちも、耳にタコが出来てるんじゃないかってくらい、聞いてきたばず。
だけど、やっぱり、ウチの旦那は、
言ってなかったかもしれないけどさ!
って、付け加えるんですよね~。
私は、自分の知能指数がいいのか悪いのか、全く知りません。学校の先生たちは私に私の知能指数の話なんか一度もしなかったので。
まあ、悪いよりは良い方がいいとは思います。ただ、私としては、
だから、何??確かに、知能指数がいいのも才能だと思うよ。そんで、あんた、一体、何に使ったの??
って、つい思っちゃうんです。
そしたら、旦那は、
えっ?まだ、ホンキ出して無いだけだから……。
な~んか、堤真一さん主演の、そんなタイトルの映画があったなぁ……。冴えない中年男の話だったけど、結局、夢を叶えたんだよね~、彼は。
ウチの旦那は、この映画、見てないはずだけど、何故か、堤さんと同じ台詞を吐きます……。
で??いつ、ホンキ出すの?
能ある鷹は爪隠すモンだろう?
何、言ってんだか!隠し過ぎだろ?さっさとしなきゃ、使わずに終わってしまうよ?
と私がふっても、旦那は、今日ものらりくらりとするばかり。
そして、
知能指数は良くても、記憶力はイマイチで、忘れ物が多い、ウチの旦那。
早う、ホンキ出さんと、認知症になってまうで~~~。気ぃ付けんと!