テゴちゃんの歌ってみた動画
猫 / DISH// 手越祐也が歌ってみた!
1月26日 20:30過ぎ
祝 300万回再生おめでとうございます
改めて聴いても本当に心に沁みます
テゴちゃんの「猫」についても松島耒仁子(マツシマ クニコ)さんが
評論の記事をあげてくれています。
この曲で、手越祐也の歌声は中音域から低音にかけて甘く響いている。
また高音に従って、甘さが取れていくのだが、フレーズの処理、
言葉の処理がオリジナルの北村匠海の歌に比べると
緩急のリズムと強弱を伴ったものになっている。
これは彼がやはりミュージシャンで、音楽の上に言葉を載せていくという感覚であり、
フレーズの最後の言葉が横に流れながら、次のフレーズに入っていくところなどは、
音楽の流れが主体で歌っているという印象を持つ。
これに対し、北村匠海の歌は、言葉の流れの処理が全体的に
なだらかであるにも関わらず、一つ一つの言葉が立ってくるのは、
言葉が主体で歌っているように思える。
これが言葉を主体とした表現が職業の俳優と、
音楽を主体とした表現のミュージシャンの違いであると感じた。
自己を表現するという点で彼はソロに適している。
それにしても彼の歌声は魅力的で、中・低音部と高音部では違う色彩と響きを持つ。
グループを脱退したことで、かえって、歌手としての彼の魅力が
多くの人に認知される機会になり、事務所のしがらみに縛られることなく、
多くのミュージシャンやクリエイターとコラボする機会があればいいと思う。