昨日は『想いのこし』という映画を観て来ました映画

~その時、あなたの想いは奇跡に変わる~
「明日が最期だとわかっていたら、
 人は何を誰に伝えるのだろう?」




「ツナグ」「JIN-仁」「ROOKIES-卒業」
などの感動作を生み出された監督さんの最新作です。

何度も観た「ツナグ」は、生涯でただ一度だけ、
この世とあの世・望んだ側と望まれた側の二人が
お互いの意思によって再会することを繋ぐ、
それを祖母から受け継ぐ自分のお役目だと
意識して行っている主人公を描いた作品でした。

今回の主人公はお金と女性に目がなくて
日々をただ流されるままに生きている男性です。
彼が4人の人たちと交通事故によってご縁が繋がり…
自身の行動が事故の原因だった為でしょうか、
彼&彼女たちそれぞれの大きな未練や想い残したことを
その大切な人に代理で伝えてゆくというお話です。
自分から進んでというのでは全くなくて
お金という報酬の為にイヤイヤながらという感じです。

綺麗なお顔をされている岡田将生さんなので
仕方なくの女装も結構似合っていました(笑)
最初は何でこんなことをしないといけないのかと
本当に面倒がりながらもお相手に伝えてゆくうちに
それぞれがお互いを想う深い愛に触れて
いい加減な人だった彼がやがて変わっていきました。

 

叶えられなかったり 伝えられなかったり
遂げられなかったそれぞれの想いに寄り添い
真剣に自身の心から行動出来る、
いつの間にかミディアム(この世と霊界の媒介者)
としてのお役目・使命を果たしていたのです☆

人生を100%満足して生ききることは
日々様々なことが起こっている世の中で
なかなか難しいことであり、少ないことと思います。
思い通りに生きているようであっても、
ほんとうはこうしたかった…という想いは
大なり小なり何らかは残るようです。

私の父の場合は、結構さっぱりとして
執着の少ない性格でしたけれど
やはり母を残して先に逝くことが
大きな心残りであり、心配でもありました。

一か月程して夢の中で会えた時には
元気そうに見えるけれど肩が凝っている様子だったので
「お父さん、もう身体が無いから肩凝りはないよ?」
と言うと、「情動痛」との返事でした。

後でネット辞書等で調べてみると「情動」とは
恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、
急激で一時的なもの。情緒と記載されていました。
情動痛という言葉としては無かったのですが
父としてはそういう言い表しをしたのでしょう。

母の生活を出来るだけサポートしたり見守りながら、
少しずつ安心してゆくことが出来たようで
ある日何人かの人と一緒に車に乗って
こちらに向かって手を振りながら霊界へと向かいました。

日々の生活の中ではいろいろなことがありますけれど
少しでも悔いの無いように、想い残すことが無いように
毎日毎日その瞬間を大切にしながら
自分なりにより良く生きてゆきたいですね☆

CSを付けたらちょうど始まった
お気に入りのアニメ 夏目友人帳 肆(し)の主題歌
 

   「たからもの」 河野万里奈さん

微笑んだうしろ姿に
泣きそうな顔を 隠してた
やさしさで胸がいたくて
こんなに日々がいとおしくて

風の音(ね)に 夕闇に 懐かしい君を思い出す
いつまでも一緒だよ、と 叶わぬことくり返し

ぬくもりはこの手に
あざやかなまま生きている
忘れたくないもの
受け取った愛を未来にかえながら

あと何を話せただろう
はなれてしまう その前に
淋しさを感じることは
孤独とどこか違っていて

ありがとう うれしいよ 大切な時間をくれたね
永遠をつなぐように 深い場所でふれあえた

しあわせの余韻が
そっと背中を 押している
旅立ちの夜明けを
照らしてたのは 二度と会えない日々

さよならのかわりに 抱きしめていくんだ
わたしをつくる ひとつひとつを
ずっと…

ぬくもりはこの手に
あざやかなまま 生きている
忘れたりしないよ
受け取った愛の輝きと歩こう
         (Uta-Netより転載いたしました)
☆☆☆


わたしたちが紡いだ愛と絆は
たとえその人がこの世からいなくなっても
ずっと永遠に生きて存在していて
思い出す度に心を温めてくれる
たいせつなたいせつなたからものなのです 乙女のトキメキ(*^_^*)