ちょうど1年前の今日、
もうこれで最後だと思っていた日から1年が過ぎた。
あれは9月18日のことだった。
順番待ちの間、
悪いとわかっていながら病院に結果を聞きに行き案の定の回答を言
共通して言えることは全ての活字が読めなくなり、
そしてモニターを眺めると夏からさらに進行しており、
自覚症状と他院での検査結果もあったので驚くことはなかった。
年内に手術だね、
これが吉と出るのか凶と出るのかは自己責任だけど年度内すなわち
前々回は体内を焼き、前回は切除してから焼き、
3年前の一番初めから私が意を決してザクっと取ってくださいと言
3年前に90%焼ききれますと言われて
1年前に99%取りきれますと言われて
今ここにいる私はもう一度あれ以上の苦痛を味わうのかと思うとそ
何もやる気がおきなくなり、
どこにも行く気がなく、両親と上司には事実のみを淡々と伝えた。
3年前は全ての世界が白黒になってひたすら毎日ベッドの中で泣い
1年前は全てに苛立ち会社で目の前のものをフロアに投げつけまく
そして今は悲しいけど諦めというかどこか客観的な自分がいた。
その日に予定していた人とのDinnerは何を話したか記憶がな
その週の3連休は何もする気も誰とも話す気もおきなかった。
全てのフライトをキャンセルした後、
東京にいるのが嫌でしょうがなかった。
何かしていないと気が済まなくなった。
人生のタイムリミットがまた一つ差し迫ってきたから。
立ち止まっているヒマなんてない
私には時間がない
(SIGNAL/浜崎あゆみ より)