腹腔鏡検査

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腹腔鏡とは、お腹に小さな穴を開けて、そこから内視鏡を入れて内部の様子を観察したり、場合によっては治療を施すというものです。

 

欧米では機能性不妊(原因不明不妊)という診断をするためには、腹腔鏡検査が必須項目として位置付けられています。

 

ところが、腹腔鏡は手術室で全身麻酔下で行う治療で、リスクも伴います。

 

不妊治療が大病院からクリニックにシフトしている日本の現状では、どこでも行えるものではないわけです。

 

従って、これをどう位置付けるかは非常に難しく、腹腔鏡を全く評価していないところもあれば、非常に重視しているところもあるという現状です。

 

更に、この検査は、医師の技量に頼る部分が大きいため、腹腔鏡検査どうするかは病気の状態と、医療機関の考え方をよく話し合って決めることになります。

 

 

子宮内膜症の3~4期に体外受精が有効といわれていますが、その前に腹腔鏡検査を行うことは選択肢の一つです。

 

これは子宮内膜症の状態をチェックし、場合によっては、腹腔内の癒着などをその場で取り除く検査ですが、内膜症が1~2期の場合、この腹腔鏡検査後、自然周期で妊娠したという報告は多数あります。

 

腹腔鏡検査では検査後、生理食塩水などで腹腔内を洗浄することにより、子宮の周囲の癒着が改善し、妊娠しやすくなると考えられます。

 

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