人工授精について

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不妊治療に於いて、タイミング法の次のステップである人工授精ですが、その言葉にネガティブな響きがあると感じる人は少なくありません。

 

この「人工」という言葉に、妊娠という現象が人為的に操作されてしまう、つまり作られた妊娠というイメージを与えてしまうのです。

 

 

人工授精を端的に言えば、パートナーの精液の一部を女性の子宮の中に注入することです。

 

もう少し柔らかい表現を用いたネーミングにすれば、ネガティブなイメージを持つことが避けられたのではと思っています。

 

 

 

不妊治療とは「精子と卵子の距離を縮める」ことです。

 

タイミング法では、医師は卵胞チェックによりその日時を縮めることに努めます。

 

人工授精では、自然妊娠に於いては平均14㎝の精子が泳ぐ距離を、精子を直接子宮に注入することにより、平均7㎝、つまり半分に短縮するわけです。

 

 

 

また、全く手を加えないそのままの精液を注入すると、感染などの危険があるため、更に妊娠率を高めるため、スイムアップ法、パーコール法などといった手法を用いて、精子を濃縮、洗浄し、元気のイイ精子を注入するのが一般的になっています。

 

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