医療機関格差

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体外受精や顕微授精などの高度生殖医療に於ける妊娠率は、医療機関によって大きくばらついていると言いましたが、その原因を考えてみましょう。

 

 

 

高度生殖医療は1980年代までは、大学病院などの、医療設備や入院を要する病棟での医療でした。

 

採卵なども手術室で行われるのが一般的でした。

 

しかし、1990年代に入ると大学病院などで経験を積んだ医師達が独立し、自らのクリニックを開設するようになって行きました。

 

これが可能になったのは経膣超音波検査の普及が大きな要因でした。

 

これによって、体外受精の最も外科的なプロセスである採卵が、これまでの手術室などから、外来の処置室で行うことができるようになりました。

 

以降、高度生殖医療を行う医療機関の数は増加の一途をたどっています。この増加分のほとんどが、いわゆる開業医が占めていることが特徴的な事実です。

 

 

 

高度生殖医療の中心が大病院から個人の医療機関にシフトしたことによって、医療技術のスキルやノウハウが、故人の医療機関側にファイルされ、各施設が独自の工夫を加え治療が行われています。

 

体外受精のプロセスは、大まかに5つに分けて考えることができますが、どのプロセスに於いても、細部については医療機関の間で異なっているのです。

 

 

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