梅1
 

アシステッド・ハッチングという言葉は耳慣れないものだと思います。

 

ハッチングとは「卵からかえること」を意味しています。

 

これを人為的に促すことをアシステッド・ハッチングといいます。

 

 

ヒトの卵子の外側は、透明帯というゼリー状の膜で覆われています。

 

透明帯は、中の卵子を守る役割を持っているわけですが、女性の年齢が高かったり、凍結卵を融解した場合には、透明帯が堅く、また厚くなることが知られています。

 

そこでこうした移植胚の外側の透明帯に何らかの方法で細工をし、ハッチングを促そうというわけです。

 

 

アシステッド・ハッチングの具体的な方法は、大きく3つに分けられます。

 

顕微鏡下で胚を観察しながら、特殊な針を用いて機械的に透明帯に穴をあける方法があります。

 

2つ目は、胚に薬剤によって化学処理を行い、透明帯を溶かす方法です。

 

そして、最近になって急速に普及しているのが、レーザーを用いて穴をあける方法です。

 

 

体外受精や顕微授精で良好な胚を移植しても何回も不成功に終わった人に、アシステッド・ハッチングを行うと着床率が上昇するという報告もありますが、疑問の声も多いのが現状です。

 
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