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マレーシアでは現在、

不妊治療に関しての法規制はありません。

 

しかしARTに関するガイドラインを医師会が出しており、

法的拘束力はないものの、

医師は基本的にこのガイドラインに従うとされています。

 

 

マレーシアでは

婚姻関係や伝統的な家族観を重んじる傾向が現在でも強く、

産に第三者が関わることに対しては慎重です。

 

ARTの使用に関しては、

夫の精子と妻の卵子を使い、妻が出産する、

という使い方が原則とされています。

 

ガイドラインの中には、

PGD使用の制約も盛り込まれ、

遺伝疾患を排除する目的以外での

PGDの使用を禁止しています。

 

これにより、

マレーシアでもfamily balancingを理由に

PGDを受けることは難しくなりました。
 

 

またマレーシアでは代理出産が増えていますが、

法律上、代理出産に関する民事の項目はなく、

法的状況はあいまいであるといえます。

 

法律は代理出産を想定しておらず、

生んだ女性が「母」となる原則に基づいているため、

こうした契約が複雑な問題に発展する可能性があります。

 

 

ガイドラインにより代理出産を行う病院は少ないのですが、

卵子提供に関しては、

多くの病院が治療の一環として行っており実績も多数あります。

 

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