現在、日本には不妊治療を行っている病院・クリニックが約600軒あるそうです。アメリカですら500軒無いそうですし、世界一の人口を抱える中国が約300軒だそうですから、日本は世界一の不妊治療大国になってしまっています。体外受精や顕微授精などの高度生殖医療の治療件数でも、日本は年間21.3万件で世界一です。2009年にはその高度生殖医療で2万6千人強の赤ちゃんが誕生しており、実に新生児の40人に1人は体外受精児という状況になっているのです。ドラマ”コウノドリ゛では不妊治療は自然妊娠を促進する治療をすることではないと示唆していましたし、「子供を授かるために医療の力を借りることは、恥ずかしいことでも、特殊なことでもない」と言っていました。先端医療の力を借りて子供を授かることが当たり前の時代が既に到来しているのですね。そういう時代になっているにも拘らず、正しい情報が身近にあるかというと、必ずしもそうではなさそうです。次回はその辺の事情について考えてみましょう。

親子