(動画は貼り付け許可の出ているものをこちらに載せています)
今や世界三大宗教イベントのひとつとなった
台中大甲媽祖の巡礼。
9日間(8泊9日)かけて県を跨いで、各地(近隣の
いくつかの県)の(確か)110の廟(ミャオ)を回って
台中大甲まで帰ってくるという巡礼です。
一番上の動画はその巡礼の旅に出る出発前夜、
700テーブルを設けてイベントが行われた模様。
700テーブルって、１テーブル10人と考えて、
ざっと7000人規模。すごいです。料理作るの
さぞかし大変だろうなあと。
3月23日の夜11時から巡礼前夜のイベントが
開催されています。
この日には既に10万人もの人々が巡礼の平安を
祈って訪れたというのですからすごい行事で
あることは確かです。
もともとは今ほどではなかったそうですが、
メディアで紹介されるにつれ、また媽祖が収められて
いる鎮瀾宮の代表が有名な人とあって、年々とその規模が
拡大。現在では、大統領や政治家なども参拝する
盛大な媽祖の巡礼行事となっています。
今年は何やら、ウェブサイトでオンタイムで
媽祖が今どこにいてというライブ映像まで衛星で
流れるという試みもされています。
天上聖母壬辰年鑾轎即時衛星定位服務網
明日台中大甲の鎮瀾宮に戻ります。
そして、この9日間、信者の人は媽祖とその一行に
加わって巡礼に参加するのですが、この間、媽祖が
訪れる各地では、媽祖巡礼を労い、｢施し｣となる
無料の食事提供がされています。
そういうわけで、信者の人も、そうでない人も
加わり、巡礼の旅は大規模かつ盛大になっています。
そして、巡礼でめぐる各地では、信者や市民が道に
伏して、媽祖の加護を受けようと長い列を作って
いるのが例年のことになっています。
それにしても、すごいです。
世界三大宗教イベントというのがうなずけます。
動画上ふたつは今年現在のニュースから。
下のひとつは昨年のダイジェストを個人の方が
まとめたものです。
大甲鎮瀾宮媽祖遶境進香活動
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