羽




前に中正文化中心の近くの文具店で、主人がこれを買うという

ので、何と聞くと、足で蹴る遊びに使うものと言っていました。


調べると、毽子=ジェンズ と言って古くは銅銭あるいは金属片

を布で包み,鶏の羽をさして作ったこの羽のようなものを足で

連続的に蹴り上げて遊ぶ遊びだということです。


日本でも昔の宮廷でまりを蹴る遊びがあったようですが、

台湾では、このジェンズ、小学校の体育の教科にもなっている

そうです。日本の体育にはこのような科目はないですね。

所変わればで、なかなか面白いですね。


下のふたつのページどちらも左上にある觀看映片をクリックして

もらえば、台湾の子供達の実演が見られるようになっています。

(ちょっと長めです)

毽子踢法類型(1)

毽子踢法類型(2)

この毽子で最も面白い遊び方は「十字經」と呼ばれる方法で、

下のような感じになるそうです。

一手心、一で蹴り上げた羽を手のひらに乗せます。

二手背、ニで蹴り上げた羽を手の甲に乗せます。

三酒盅、三で蹴り上げた羽を握った拳を杯に見立て、その上に

    乗せます。

四佛手、四で蹴り上げた羽を、仏様の手のように人差し指と薬指

    だけを立て、その上に乗せます。

五牙筷、五で蹴り上げた羽を、二本のお箸に見立てた人差し指と

    中指の上の乗せます。

六拳頭、六で蹴り上げた羽を握った拳の手の平側に乗せます。

七上肩、七で蹴り上げた羽を肩の乗せます。

八上臉、八で蹴り上げた羽をおでこの上に乗せます。

九穿針、九で蹴り上げた羽を左右の手の親指と人差し指を引っ付け

    針の穴に見立て、その輪の中をくぐらせます。

十搖頭、十で蹴り上げた羽を左右に振った頭の側頭部に乗せます。

さながら、サッカーボールを操っているような感じですね。

試しに私もやってみましたが、基本の蹴る段階で、足が全く

言うことを聞かず、大敗です。蹴ろうという頭の指示とは裏腹に

羽が地面にまっすぐに落ちていきます。(笑)

いや、まったく歯が立ちません。難しいです(^―^;)

主人は御茶の子さいさい、といった感じで、何度も続けて

蹴り上げていました。

普段使っていない筋肉など使うでしょうし、これ、

結構いい運動かもしれません。

日本でもひとついかがでしょうか。

これ、流行るかな?


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