昨日のブログで苗栗 三義の木彫を紹介しましたが、
特産品もいろいろとあるようです。

苗栗木彫博物館のすぐそばにある土産物通りを
散策しました。通りには、彫刻を並べている
店がたくさんありました。

どこへ行ってもさして記念になるものを買ったことが
無かったのですが、先日家を買ったので、サイドボードに
飾るものがほとんどなく、さみしいので、すこしづつ
気に入った記念品を買っていくことにしました。

ふっと見ると可愛いぶたの彫刻の置物が店の前の
かごの中に入っています。値段を聞くと、思ったよりも
安いです。早速、買うことにしました。
一個買おうと思っていると店のおばさんが、「これは
オスで、メスもあるからツガイで買うととっても可愛いのよ。」
なんていうものだから、ふたつ一緒に買っちゃいました。


置物を買った後は、やはり食べ物(^-^)。

こちらで有名なのが、客家(ハッカ)の米食。
主人は手土産にこの客家の,米で作った
お餅をいくつか買いました。見た目は
ちょっとツヤのある粘り気のある感じの
お餅です。すこしいただきましたが、
日本の和菓子のお団子のようで、
さっぱりとして美味しかったです。
緑茶などに合う感じですね。

ただし、このお餅生ものなので、二日くらいが
賞味期限だそうです。
勝興車站の通りでも、同じものが売っています。

そして、この客家の米食を買った同じ店に
ずらりと並べられてあったのが、調味料類。
なかなか壮観です。

始めは買う気などなかったのですが、
ちょっと味見してみると、
ん!?美味しい。
そして、ここでもまた、商売上手な
おばさんです。一個買って、いくらで、
三個かったら…一個おまけで、などと、
台湾風の商いをしてきます。
聞けば、防腐剤などは入れず、自然の
ものを使っているということで、
主人の実家への土産もあり、まとめて
買う事にしました。

ここはお餅とともに客家の物産を置いている
お店でした。

この調味料自体は特に客家のものというわけではなく、
一般的な台湾および中国の調味料です。



美味しかったのが、豆瓣醤(豆板醤)。
その他に黒豆醤、豆腐乳、辣椒醤、豆鼓醤など
いろいろありました。


豆板醤(トウバンジャン)
蒸したそら豆に麹と唐辛子を     
加えて醗酵させた辛い味噌。
マイルドな味わい。

辣椒醤(ラージャオジャン)
にんにくや米酢を加えて     
作った唐辛子味噌。
すっきりとしたストレートな辛さ。

豆腐乳(トウフウールウー)
豆腐にカビ付けをし、塩漬けの後、
モロミに漬け込んで熟成させたもの。

豆鼓醤(トウグージャン)
蒸した大豆を塩漬けにして発酵、乾燥させたもの。
黒く柔らかい粒状。




このような調味料をつかえば、いつもの料理も
中華風に変身ですね。
私も帰ってきてから、早速豆板醤で炒めものを
しました。満足、満足。


旅はまだまだ続きます…明日へ。



今日の一冊



著者: 程 一彦
タイトル: 程さんの台湾料理店―料理は海を越える









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