あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。
夏は暑さのため身体に熱を帯びやすく、その熱は上部に向かう性質があります。東洋医学において〝陰(冷ます力)〟が暑さにより消耗し、熱が気とともに身体の上部に行き〝頭に気が上った状態〟になりやすいのが夏の時季の特徴です。
具体的には、のぼせやほてり・発熱・イライラ・不眠・不安・集中力低下 などが挙げられます。また、のぼせがさらに波及すると鼻血が出やすくなるといった傾向がみられることも。
上った気を下ろすために足裏を刺激することで落ち着かせることができます。刺激することで頭部に気が偏ることなく分散され全身に巡るようになります。
また、気の高ぶりを落ち着かせる食材を摂るのもオススメです。
《気の高ぶりを鎮静させる食材》
・柑橘類
みかん、レモン、グレープフルーツ、柚子、すだち、金柑 など
・香味野菜
春菊、三つ葉、紫蘇、みょうが、生姜、セロリ、パセリ など
・ハーブ
ミント、カモミール、ラベンダー、レモンバーム など