あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。
【身土不二(しんどふじ)】とは。。。
『身と土、二つにあらず』、つまり人間の身体と人間が暮らす土地は一体で切っても切り離せない関係であるという意味をもつ言葉。
元々は仏教用語だが、現在では食に対する考え方として〝その土地の食材を食べ生活するのが良い〟という意味で使われているのだそう。
その土地の食材やそれを用いた伝統食はその土地で穫れる食材を生かして、美味しく、最大限に栄養価が摂れるように作られた貴重な食事なのです。
人間はその環境に合うように長い年月をかけて身体を進化させてきました。
例えば、日本人は穀物や野菜を中心とした食生活を続けてきたため、それらを用いた日本食が身体に合っていて米などのでんぷんを分解する酵素が多いとされ、遊牧民や北欧の人々は牛や山羊のミルクを飲む習慣が根付いていたため、乳成分を分解する酵素が多い傾向にあるのだそう。
その他、旬も重要。多くの野菜は旬の時季に栄養価が高くなります。
《冬が旬の食材》
大根、かぶ、白菜、ほうれん草、ブロッコリー、長ネギ、小松菜、水菜、春菊、キャベツ、長芋、蓮根、菜の花、タコ、エビ、鱈、鯛 etc