あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。
寒さの厳しくなるこれからの季節、東洋医学において動物はエネルギーの消費を抑えるために気や血といった栄養を【貯める】時季とするのが冬の養生として適切であると考えられています。
そのため、冬は春夏のように積極的に行動することは避けて静かに知識や栄養を蓄えることをメインとすると良いでしょう。
東洋医学において冬の臓器に当てはまるのが生命力やエネルギーを蓄える【腎】です。
冬の冷えや乾燥によってダメージを受けやすく、働きが弱ってしまうため防寒・保温の対策は万全に行いましょう。
下腹部・腰部・肩甲骨の間・足の甲などにカイロを貼ったり、腹巻き・レッグウォーマー・ネックウォーマーを活用するのもオススメです。
《腎を補う食材》
◎黒い色の食材
黒豆、黒ごま、黒米、黒きくらげ、ひじき、黒糖、海藻類 etc
◎身体を温める食材
生姜、にんにく、ニラ、ネギ、椎茸、にんじん、かぼちゃ etc
◎鹹味(かんみ=塩辛い)の食材
海藻類、牡蠣、海老、鮭、鱈 etc
◎気を補う食材
いも類、雑穀、うなぎ、赤身肉、羊肉、椎茸、なつめ、高麗人参 etc