あらき鍼灸整骨院 スタッフ さとう の店頭ブラックボードの更新です。


【秋茄子は嫁に食わすな】の由来

①夏茄子よりも皮が薄く、旨味が強い秋茄子は美味しいことから嫁に食べさせるのはもったいないという姑の嫁いびりを表した説。

②茄子に含まれるカリウムには利尿作用があり、水分が体外に排出される際に身体の熱を奪ってしまうため身体を冷やす働きがある。そのためお嫁さんの身体を冷やさないように気遣う意味で使われていた説。

③薬膳における茄子の効能は清熱・利水・活血。身体の余分な熱をとり水分代謝や血の巡りをスムーズにする働きに加え、〝涼〟の性質を持つことから身体を冷やす作用があるため、子宝を願うお嫁さんを気遣って食べさせないという説。

④鎌倉時代後期の〝夫木和歌抄(ふぼくわかしょう)〟の『秋なすび わささの粕につきまぜて よめにはくれじ 棚におくとも』という和歌から〝嫁〟を〝夜目〟と表しネズミのことを指しているという説。
ちなみに上記の和歌は〝酒粕に漬けた秋茄子を棚に置いておくのは良いがネズミに食べられないように気をつけなさい〟という意味。





《茄子の栄養成分》
・カリウム➡️利尿作用、健康な血圧の維持
・葉酸➡️貧血予防
・食物繊維➡️お通じの改善
・ナスニン(ポリフェノール)
➡️茄子の皮に豊富に含まれていて、がんや動脈硬化・老化促進を抑える抗酸化作用を持つ。

茄子の身体を冷やす作用を抑えるには漬け物のように生でいただくよりも火を通すのがオススメです。