【緑茶】

□東洋医学的特徴 ①苦味、甘味 ②涼性
②涼性
身体を冷やす作用があるため温めて飲むのが○。胃腸にやさしく、吸収されやすいのでオススメ。

□東洋医学的効能
①清熱解毒(せいねつげどく)
身体にこもった余分な熱を鎮めて体内の毒を排出しやすくする。
感冒(風邪)による咳や咽頭炎、細菌性の下痢や急性胃腸炎などに効果的。

②除煩渇(しょはんかつ)
身体にこもった余分な熱を鎮めてのぼせや喉の渇きを癒しイライラを解消する。
気持ちを落ち着かせたり、過敏性の歯痛を和らげる効果も期待できる。

③化痰消食(かたんしょうしょく)
体内の老廃物である痰を排出しやすくし消化不良の解消に役立つ。
痰を伴う喘息の症状の改善、腹部膨満感、肥満症の改善に。
消化を促す作用があるため食後に飲むお茶としてオススメ。

④利尿解毒(りにょうけどく)
体内の毒を尿として排出しやすくする。





緑茶は涼性、もしくは寒性なので身体を冷やす作用があります。
気血両虚の胃腸虚弱の場合、胃腸を冷やして胃の機能が低下しやすくなるため飲み過ぎに要注意です。加えて、体内に余分な水分が溜まっている状態である食積痰湿の場合も控えめにするのが良いとのこと。
元々冷え性のある陽虚タイプの方は温性の紅茶の方が体質に合っている場合もあるようです。





また、緑茶にはコーヒーや紅茶同様カフェインが含まれているため、東洋医学における〘気逆(きぎゃく)〙を起こしやすいとされています。気逆とは、気の巡りがうまく行われず逆流した状態をいいます。
症状として、頭痛・めまい・耳鳴り・目の充血・首凝り・肩凝り・動悸・嘔気・咳なとが挙げられます。
こういった症状がみられる場合にはカフェインの摂取を控えて体調の変化を観察してみましょう。昨今、低カフェインやノンカフェインのものも流通しているのでうまく利用してみて下さい。





今回は日本人に馴染みのある【緑茶】についてご紹介しました。
近頃気温が上がりまだしっかり暑熱順化できていないこともあり、身体に熱がこもりやすくなる時季です。東洋医学における食養生として、普段の食事の栄養補給として緑茶を楽しんでみてはいかがでしょうか?