ご訪問ありがとうございます。

アンジェララッピングの典子です。



昨日は凄まじい雨風でしたね。

夕方には峠を越え、とても眩しい太陽がのぞいたあとに、


なんと虹🌈

しかもダブルレインボー🌈🌈


実際はもっとくっきりしてたけど、
とっても綺麗でテンション上がりました!!


虹って、無条件に祝福された気分にさせてくれますね^^





さて、
今日はコンプレックスのお話。

皆さん、誰でもコンプレックスってありますよね。

ない人はいないはず。


私も例にもれず、学生のときは特に、それはそれはコンプレックスの塊のような人間でした。


大人になってから会う方には、
とてもそうは見えない!
とよく驚かれますが、

本当です。


そのたくさんあったコンプレックスの中に、
〝手〟がありました。


私の手は、割と厚みがあり、指は全体的に太く、関節も太い。
指も短め。
親指は男性か?という太さをほこります。
かつ、爪は貝殻爪気味。



美しく、細い、キレーーな手と指をお持ちの方を見る度に、

うらやましーーー!
いいなぁー!


と、いつも思っていたんです。



自分が気にしていることって、他人のその部位に目がいきますよね^^


そして比べてはチーン。
比べてはガーン(T_T)

私の手、好きじゃない!!

となっていたのですが、、、




丸7年勤めた金融機関を辞め、リフレクソロジーという癒やしの仕事に就いたとき。

(※リフレクソロジーとは、簡単にいいますと足裏の刺激入れです)



いつも通り施術し終え、クロージングの話をしようとしたその瞬間、


あるお客様から、
「あなたの手、とても気持ちの良い手ね!」


と、開口一番、にっこりしてそう言ってくださったのです。


私はビックリ!!
驚いてすぐに返答できず、少し間があったと思うけどw、


「あ、あ、ありがとうございます!」

と、なんとかお礼をお伝えしました。



そのお客様がお帰りになったあと、
顔は平静を装いながらも、
心の中では、



(えーーーーーーー
今のお客様、私の手を褒めてくださった!!!
あの言葉は嘘じゃない
本心から言ってらした!

ホントにーーー⁈
ウソみたい。
えーーーーーーー。
。。。。。

………嬉しいんですけど………)




しばらく動揺が隠せませんでしたよねw
嬉しくて。


なんせ手を褒められるなんて、26年(当時)生きてきて初めてのことだったから。


私の手が人を喜ばせたーー(๑>◡<๑)



コンプレックスであった私の手が、
人の喜びのために変わった瞬間でした。




その出来事があったのは入社してしばらくのこと。

そのあとも、
他のお客様からも同じ言葉を言ってくださったり、

同僚からも、
「○○さん(私の名前)の手、私好きだわー。
絶対気持ち良さそうだもん」

とか、

スクールの先生から
「○○さん(私の名前)の親指、私チョータイプだわー!」

とかとか、

時々言われるようになったのです。



施術する側の人間は、
【どんな指や手をしている=こんな刺激が入る】
というのが、手や指を見ると想像がつくんですね。



言われるその度に、
私は嬉しくなり、
だんだんと、
自分の手を人と比べることはなくなり、そしていつからか余り気にしなくなっていきました。



そして今の仕事は、
がっつり手を使います。

紙を折る。
紙を切る。
りぼんを結ぶ。



自分の、この手と指があるから、
この器用な手があるから、

美しいラッピングに仕上げられるし、
人を喜ばせることができる。



コンプレックスを克服したわけじゃない。

コンプレックスを認めた
んだなと。


だって指は変わってないんです(笑)
相変わらず関節太いし、親指は男みたいだし。


コンプレックスって、

克服するものじゃなくて、

認めるもの

なんだーー!

と、気付いたのでした。



今では、

短い爪に濃い色のマニキュアをして楽しんだり、

指輪も身に付けるようになったし、

夜には
「私の手、今日もありがとう♡」
と、伝えるようになりました。

そう、感謝できるようになったんですね。



器用な手を授けてくれた神様にもありがとう、です^^



今でも、
自分の手を美しいとは思えないけど、

『愛おしい』

と、思えるようになりました(o^^o)




もしも、コンプレックスが強くてあれもできない、これもできない、私じゃ無理だ、あの人だからできるんだとか思っている人がいたら、

こう伝えたい。



視点を変えたら、
もしくは、環境や使い方を変えたら、
それは貴方の武器になるかもよ


その武器で、
貴方の大切な人、
そしてその他大勢の人を、
幸せにしてあげられるかもしれないよ




自分を認めてあげてね






私の手。
いつもありがとう。