2000年の歴史があるとされるタイの国技「ムエタイ」が近年、暴力的な男の格闘技というイメージを払しょくし、フィットネスエクササイズとして人気を集めている。

「多くのタイ人がムエタイは暴力的スポーツだとして、子どもたちを教室に通わせようとはしなかった」。バンコクのムエタイ協会のPhoemsakul Kesbumrung氏は、「ムエタイが国際的な人気を博したことから事態は一変した」と説明する。

同氏のスクールでは、1995年にはほんの一握りの生徒しかいなかったが、今では450人の生徒が在籍。毎年、生徒の数は増加しており、週6日・1日3回から週7日・1日4回にクラスも増やした。

子どもたちは、ムエタイのクラスで体を鍛えると同時にタイの伝統に触れ、女性も健康維持やストレス解消を目的に汗を流している。また、ムエタイのクラスを提供しているホテルもあり、参加者の多くは女性の宿泊客だという。

Phoemsakul氏のクラスでも女性の参加が目立ち、Natchanok Yochanaさん(15)は「ムエタイにまつわる伝統が好きで、もちろん闘うことも好き」と話し、「タイ代表として五輪に出たい。実現すれば、これほど名誉なことはない」と夢も語った。


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