(以前、震災をテーマに描いたイラストです。

震災の年に咲いたタンポポが、綿毛になって

被災地を飛んで、被災者の方々が歩んできた

軌跡を、綿毛はずっと見つめ、そして、いつの

日か、私たちの元へ飛んでおいで。

そして、被災地の皆さんが今まで苦難をどう

乗り越え、生きてきたか、その姿を讃えるために

私たちに伝えに来てほしい。そんな思いで

描きました。)


今回は、体調を崩していたため、
新しい絵を描けませんでした、、
過去絵ですみません、、



おはようございます🍀




今日は、東日本大震災から、11年目の日ですね。




11年前、私の住んでいる岩手県一関市も、


震度6弱ほどの地震に遭いました、、




そして 11年経っても、


被災地では、見つかっていない


行方不明の方々が


2523人(6県合計)も いるそうです、、




人づてで聞いたのですが、


現在は 東京などの都心部では、


もう、東日本大震災への募金箱も、


それについての話題も


話すことすら 少なくなってしまったそうです、、




それ以上に、もう、復興したんだと


思っている方もいるとか…



もちろん、震災の話題を


今でも話してくださっている方々もいると思います。



今は 被災地も、高台が整備され、


施設や、新しい道路も通りました、、




ですが、あの日の出来事に、


縛られたままの傷ついた心は、


未だ復興の半分も


取り戻せていません、、




今日という日を忘れないでほしい、


そう…切に思います。




行方不明の多かった県では、


今でも 県警や海上保安部、消防隊員の方々が、


月命日の11日やその他の日も


遺族の要望があれば、


毎月 不明者の捜索を行なってくれています。


11年間も絶やさずに、です。




こんなに、年数が経とうと、


探そうとしてくれる


その行動が その思いが、


行方不明の方々のご家族にとって


どれほど救いになるか、、




県警や海上保安部、消防隊員の皆さん、、


本当に 心から ありがとうございます。。




私たちも、言葉にはしなくても、


心で、あの日起きたことを


忘れないように。




あの日の惨状は、


思い出したくない方々もいると思います、


それは、無理に目に焼き付けなくていいのです、


ただ、たくさんの命が、


奪われたあの日を


心で 忘れないで。




それは、どの震災でも、どんな災害でも


そこには 


かけがえのない命があった。




その命が、


託した思いと共に


私たちの命があるから。




いつの日か たくさんの涙が、


被災地の人たちの


心に染み込み、


そこに 優しい花が 咲いていきますように。



 🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼


 「あの日を忘れないから」


私たちは あの日

起きた悲しみを 忘れません


あんなにも 深い悲しみが生まれた日

私たちが 確かに学んだこと


今まで 大切な人たちと

何不自由なく過ごせた日々

心からはしゃいだこと

心から笑い 楽しいと思えた時間


そんな たわいもない日常が

あの日を境に 崩れ去り

たくさんの命が 奪われていきました


あの日から今日まで

海沿いの街は 少しずつ復興を遂げました

立派に整備された 道路や施設たち


だけど 心の傷を抱いて

今も 不安に駆られ

泣いている人たちがいることを

私たちは 忘れてはいけない


大切な人を津波で失い

助けられなかった思いから

自分を責め

ずっと苦しんでいた人たちの

深い絶望が 復興の道の途中で

いくつも 聞こえてきました


住みやすい家に住めるようになっても

心が満たされないまま

その思いが余計 心を孤独にさせました


悔しいけれど

これが現実だと言い聞かせ

何度 涙を拭ったことでしょう


強張る手で 写真を探して

見つけたのに とても嬉しいのに

心は 複雑な思いで 泣いていました


大切な人たちが 流され

帰らぬ人となったのに

自分だけが助かってと

それが心の傷となり

悔しさと 無念さが込み上げました


そんな葛藤を それぞれ

我慢して 口に出さなかっただけ

あの日奪われた 命を前に

平気な人なんていません


今でも 後悔の気持ちに縛られ

涙が 溢れてくるんですと

テレビ画面の向こうで

女性は 声を詰まらせ泣いていました


そこから 痛いくらい

伝わってきたものたち


こんなに 時が経っても

不意に 襲ってくる悲しみが

今も 心の中を駆け巡り

泣いている人たちがいます


忘れない

ずっと 被災した人々がここまで

取り戻そうとして 歩んできた軌跡を


ここまで本当に辛く

それを吐露することすら

ずっと 怖くて仕方なかった思い


込み上げる言葉を飲み込んだ

その胸の奥でざわめく

どうしようもない苦しみ


あなたが 空を見上げて泣いていた空と

同じ空を 私たちも見上げ

心を震わせています


目を閉じ 心で思ったら

あなたの姿が 見えました

隣に腰掛け 震えるその背中を

そっと さすり

手を握り そばで話を聞いてあげたい

それが 少しでも

あなたが 奮い立たせた 

今日という日に届き

ひとりじゃないと 伝わったなら


亡くなった人たちは

けっしてあなたを責めてはいません


あなたの大切な人なら

あなたが苦しみを抱いて生きることを

望んだりしません

それ以上に すぐそばで

あなたの悲しみに 寄り添い

あなたと同じように 泣いているのです


もっと一緒に 思い出を作りたかった

きっと あなたは そう思うでしょう


だけど 亡くなった命は

見えないだけで いつもあなたと共にいる

あなたの涙は 私の涙

私の思いは あなたの思い


そう言いながら亡くなった人の魂は

目には見えなくても

あなたが 長く悲しんできた思いに

そっと あなたの肩に

顔を埋(うず)め 泣いているのです


今もまだ 見つかっていない亡骸であろうと

心は いつでもどんなときでも

あなたのそばにいるから


悲しみは 後から後から湧いてきて

今まで ずっと 拭えなかった

そんな心の痛みが 胸の奥を しきりに震わせた


あなたの笑顔の先に

あなたの大切な人たちの笑顔があったこと


優しい眼差しで語り合った人たちの

微笑みを 心で思い出せば

その笑顔が あなたの思い出の中で

呼吸をし 今でも そこで微笑んでいるのです


そして一つひとつが 

あなたの中の 何かを救い

やがて 無償の愛情へ 変わり始めます


失う苦しさに耐えた その心が紡いだ気持ちが

いつか 同じ状況下で苦しむ人の心を

どれほど 救ってあげられるかを


時間をかけて 取り戻そうとした人たちの心が

何より 命の大切さとして 世界へ向かい

問いかけてゆくのです


過去に向かい 手と手を合わせ

その中に 満ち溢れる祈りは

これからの未来が 紡ぎ出す

命への 感謝となるのでしょう


そのたびに 人々は 寄り添い合う心で

今日という日を 守り続けます


そして 皆で紡いだ 長き道のりに

確かな一歩を ここに記して。


 🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀



涙が 心を揺さぶるとき、


命に触れる人の温かさや 熱い思いが


その場所に満ちていったなら、


悲しみを包む


いつか見た美しい空のように、


人を支え 時代を励まし続けるでしょう。



 ♫•*¨*•.¸¸♪✧♫•*¨*•.¸¸♪✧♫•*¨*•.¸¸♪✧


今日の一曲は、


岩手県二戸市出身の4兄弟バンド。


SatoMansionさんの、


「明日を」です。




この曲は、震災をテーマに、


ボーカルの和夫さんが、作られた曲だそうです。




震災10年目の昨年のブログ記事にも、


貼りつけた曲でした。




この曲は、歌い継がれてほしいと思うほど、


心に大切な思いを問いかける


力強い歌です。




奇跡の一本松の前で歌われていることから


PVを撮られたのは、


陸前高田ではないかと思います。

(あくまでも予想です)




よかったらお時間ある時に


聴いてみてくださると嬉しく思います☺️



何年経とうと変わらない思い。

津波が襲ったあの日、

すべてを奪われた人たちの悲痛な声が

どこまでも続く瓦礫の山に 響き渡っていました。


「時間が経過したから

元に戻りつつあるから震災はもう昔のこと」と

考えている人がいたなら それは浅はかな思いです。


時間が経った今だから

襲ってくる 孤独や絶望感に息苦しさを感じ

身を引き裂くように 辛くてたまらない日々を

過ごしている人たちは 私たちが思うより

ずっと、たくさんいるのです。


だからこそ、私たち一人ひとりが

その人たちの痛みに気づき

忘れてないよ、

ひとりではないよ、と

そっと寄り添うことができたなら。


私たちが 生かされている その意味は

きっと 誰かをひとりにさせないためです。

誰かの痛みを察する気持ちが

誰かの耐えてきた日々を救うことが出来るなら、、


堪えてきた 誰かの涙を そっと拭うために

人は、心を持って生まれてきたんだと

私は思うのです。


そんな思いが溢れる 今日という日に、

心を そっと添えて。



(誰かがそばにいるって、あったかいニャ✨)


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