11月に入って、新そばの季節だなぁ、と思っていたら、
先週、Yさんが打った蕎麦(そば)を届けてくれました。
以心伝心ってやつですね。
Yさんと私は蕎麦限定のテレパシーの保有者に違いありません。
☆☆☆ ◆
Yさんは蕎麦屋ではありません。会社員です。
信州で生まれ育ったYさんは、ふだん口にする蕎麦に
何か足りないものを感じていたのでしょう。
何年か前に蕎麦打ちを習い、練習し、趣味で蕎麦を打っています。
私が蕎麦好きと知って、時おり打ちたてを届けてくれます。
☆☆- こんなにもらったら、Yさんちの分がなくなちゃうよ。
以前、私が心配したら、Yさんの奥さんが答えてくれました。
☆☆- 練習の時にさんざ食べさせられたから、もういいの。
この言葉が私の辞書から遠慮の二文字を消してくれました。
☆☆☆ ◆
この日も、細身で色が濃い蕎麦をたぐってすすると、
鼻に蕎麦の香りが抜けていきます。
七味もわさびも邪魔になるだけです。
妻のサマンサの蕎麦の茹で具合もドンピシャ。上手になりました。
☆☆- 1分。1分ちょうどだからね。
Yさんからの教えに忠実です。
水に蕎麦をさらす手つきも板についてきました。
☆☆☆ ◆
食べ終えて、Yさんにありがとうの気持ちを蕎麦テレパシーで送信。
そして追伸も。
☆☆- 大晦日もよろしく。
[end]
*****************************
作家別本の紹介の目次なら
日本人著者はこちら
海外の著者はこちら
*****************************
<----左側の
①「ライブラリーを見る」をクリックし、
②ライブラリの各本の"LINK"をクリックすると
その本を紹介した記事にとびます。