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話題の(?)マイケル・ムーア監督の「sicko」見てきました。
(この題名は、日本語では書けないですよね)
「外国に行って、病気すると、大変だよ~」とよく聞きます。
ちょっとした事故や病気でも、ものすごい金額になるから、旅行保険に入りなさい・・・と。
詳しい事を知らないので、日本以外の国では、医療って高額なんだ、と思っていました。
ところが・・・・
大変なのは、アメリカだけだったんです。
アメリカでは、なんと、健康保険が、民間なので、治療を受ける前に申請が必要で、保険会社は、自社の利益を上げる為に、色々難癖をつけて、治療を許可しないのだそうです。
事故や急な病気で緊急を要する場合は、どうするのでしょう?
保険会社は、医者をやとい、その審査に携わらせるのですが、不認可を沢山出した医者には、ボーナスや昇進のメリットを与えるのだそうです。
このような企業努力(?)の結果、保険会社は、莫大な利益をあげ、社長や役員は多額な給料をもらう。
片や、加入して保険料を払っていた人達は、泣き寝入りです。
無保険の人の5000万人いるそうです。条件により、入れない人が多いようです。
一方、ヨーロッパやカナダは、医療天国
その多くの国で、医療費・入院費は、タダです。
これらの国の人は、病院に行ってお金を支払うことの意味がわからないのだそう。
どこかの国では、収入が一定額以下の人は、交通費まで病院からもらえるのです。
「困った時は、相互扶助精神」と、皆声をそろえて言います。
日本は、健康保険制度が発達し、他の国に比べていい状態だと、勘違いしていました。
以前は、自己負担なし、もあったようですが、今では自己負担3割、入院などしたら、結構な出費になります。
病気や事故など、万一の時に国が保障してくれたら、とても安心です。
逆に言えば、安心がないから、お金を貯めて自衛手段にでているので、日本の貯蓄高がたかいのでしょうね。
アメリカでは、入っている保険によって、受けられる医療が決まります。
では、入院患者が、入院費を支払えなくなったら・・・?
なんと、恐ろしい事に、病院側がタクシーを呼んでパジャマ姿の患者を乗せ、路上のどこかで、患者を下ろすのです。
つまり、お金のない患者は、捨てられるのです。
そんな患者達が収容される病院がありました。
世界一の大国アメリカは、こんな住みにくい、冷酷な国なんですね。
以前、クリントン夫人のヒラリーが、国主体の健康保険を作ることを推進していましたが、強力な反対勢力により、阻止されたようです。
「医療の共産化で、医療水準が下がる」と・・・・
一番辛い病気や事故などに備える国のサポートのない国は、住みにくいですよね。
ヨーロッパでは、税金は高く、デモも多く不便ですが、弱者に対する社会保障制度は、充実しています。
やはり、歴史や文化程度のちがいなのでしょうね。
安心して、人生を楽しむなら、ヨーロッパかな、と思いました
日本は、戦後、アメリカを見習ってきましたが、適材適所で、ヨーロッパに学ぶ事も多いな、と感じました。