アデノウイルスの経過 Part2 | ❤️大塚ファミリーのゆるらぶワールド❤️ *ANGELIC *

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アンジェリーク&家族愛の奏でる想い…Love&Peace


平熱に戻った金曜日の朝。

熱が下がって楽になったのか寝息が穏やかに。

漸くホッと肩を撫で下ろした。

・・・が起きた瞬間から瀑泣。

この一週間そんなに泣くこともなかったどころか、生まれて初めての泣き方に何か起きたのかと心配になった。

朝一番で再診の予約があり病院へ向かうが車内でもず~っと泣きっぱなし。

いつも平然としてる病院でもグズグズ。

「熱は上がっても後1日だろう」と先生。


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帰り道、ずっとご飯も食べてないので、悠太郎もお気に入りのうどん屋さんに立ち寄る。

いつもの1/5くらいにか口にしない。

それに生気のない表情・・・。

この一週間で1kgも体重が落ちたし、体力も激減してるのは確か。

お店を出るとまた泣き出す。

ずっと横になるか抱かれっぱなしの一週間で、今は歩けないどころか立つこともままならない状態にまでなった。

家に立ち寄ってくれた父にも無愛想、何をしても泣き続ける。

こんな悠太郎は初めて見た。

そんなこんなを繰り返し、漸く寝てくれて夫婦で話し合う。

「どした?どした?」と不思議がって、立たせてみようとする私たちが間違ってるね・・・と。

大人の匙加減で子供を判断しちゃダメだってことに気づかされた。

きっと一番辛いのは悠太郎だろう。

正気に戻ってるのに、自分の思うように歩けない、動けない、食べられない。

それが辛いとも口にできない程、歯痒いものはないだろう。

私が出産前の一ヶ月間、病院で寝たきりになったときの退院後。

普段何気に上がれた階段一歩一歩がホントにキツかった。

ヤスくんが難聴になった後、目眩や吐き気に苦しんだ。

起きたときより、その後がその人たちにとっての試練がやってくる。

それに一日中泣き続けてくれたことで、泣き続けられたらどんな気持ちになるか初めて知れた。


「早く元気になって」と願ってもそれを強要しちゃいけないんだね。

悠太郎のペースで悠太郎らしさを取り戻してもらう。

それを見守れる私たちでいようね、と。

悠太郎の涙ながらの訴えから気づかされた私たち。

子供がいてくれて、ひとつひとつ親にさせてもらえることに、感謝。