神奈川県内多頭飼育放棄からの保護のご報告です。
今回は他団体さん経由でお話しが来て
期限までの猶予が無かったのでわたしがやり取りを行いました。
なので当会スタッフはこのブログ記事で始めて知る的な・・・![]()
期限までの猶予が無く、当会搬送スタッフ手配が間に合わないかもしれない
そしてわたしは今家を長時間空けられる状況ではないので
お話しをいただいた他団体さんに保護、搬送など全部をお願いしました。
ケンの家のマロママ代表、そしてスタッフさん
動いていただき本当にありがとうございました。
推定年齢10歳 男子
前飼育者の申告年齢が曖昧だったため獣医師に所見を出していただいたところ
10歳以下でしょうということでしたので推定10歳としました。
両目とも色素沈着と左目は慢性化した角膜潰瘍
右目は角膜潰瘍が有り点眼治療を開始しています。
耳は両耳とも外耳炎で点耳治療を開始しています。
歯は歯石はついてますが少ないです。
皮膚は今までの衛生管理がされてなかったので
ところどころ炎症があります。
血液検査の結果は栄養失調からくると思われる貧血が有りました。
食事も満足にもらえて無いと前情報が有り、確かにガリガリです。
体重4Kg(適正5.5Kgぐらいだそうです)
画像だと分かりづらいですが、背骨と肋骨がはっきり分かります。
こんな感じで骨周りお肉が無いです。
生活保護を受けていた前飼育者
家はゴミ屋敷で引っ越しの期限が迫っていたそうです。
家にゴミが散乱してたせいでしょうか?
便からは異物が出続けました。
(ここから閲覧注意)
わたしちゃんと閲覧注意ってお断りしましたからね~。
水風船?そしてゴム手袋。ゴム手袋は結局トータル4枚。
今日の段階では便は普通に出ているので多分これ以上は出ないかな?
多分・・・。
閉塞しないで良かった・・・。と胸をなで下ろしました。
多分もう大丈夫・・・と信じたい。
保護時は他にも異物を飲み込んでいる可能性や
今までの食生活にかなり心配があったので
レントゲン撮影を行いました。
レントゲン撮影では写らない異物も多いですが
結石の有無や他臓器の確認も含めての撮影です。
金属系などレントゲンに写る異物や結石はありませんでしたが
胆嚢の2/3程胆泥がたまり軽度の胆嚢炎を起こしています。
胆泥は体質年齢によるものか食生活から来る物か
判断は出来ません。
検尿で異常があったのでエコー検査も実施
重度の膀胱炎でかなりの菌が検出されました。
膀胱炎に対しては抗生剤の投薬を開始しています。
いろいろとありましたが、第一に食生活の改善と体重を増やし
落ち着いてくれば健康な子なのでは?との獣医師のお話しでした。
今回はケンの家スタッフさんや獣医さんに色々とお任せしてしまい
ご迷惑お掛けしました。でも無事保護できて本当に助かりました。
あれ?べつに引っ張ったわけじゃ無いけど・・・。
ではまともな画像です。
今のわが家リビングフリーが難しいので
保護犬部屋を広くしました。
↓保護犬部屋の二人
ホツヲさんすんなり受入れる。ホチ良い子よ♪
色々なことが後手になってしまって預かり先も打診中
新入りくんの応援よろしくお願いします。
全て書ききれたか、私?って心配は残りますがここでUP。
(実は途中で体重と性別書いてなかったのに気がつき
付け足した私
)
保護日8/31です。(おい!最後にそれ書くかい!) ![]()
イベントのお知らせ
https://ameblo.jp/angelstale0729/entry-12303428232.html
老犬や傷病犬にも生きるチャンスを!のポチッとお願いします








