オーディション⁉︎ | andy note

andy note

夫の夢を叶えるため、家族3人でアメリカへやってきました。
インディアナ州で2年(2008年夏~2010年夏)
カリフォルニア州で12年(2010年夏~現在)
マイペースに過ごしています♫
5才で渡米した娘モモは大学生なりました。

日曜日のコスコ(COSTCO)での買い物中、40代の綺麗なアメリカ人女性が、私たちに声をかけて来ました。


うちの買い物カートの商品と同じものが欲しくて、売り場を聞きたいのかしら?と思っていたら…「お嬢さんカワイイわね~、何才なの?」と尋ねてきました。
(モモは美人ではありませんが、常にニコニコ笑顔なのでカワイイねと言われることがよくあります。3枚目タイプ音譜)


モモは「10才です!」とニッコリ答えると、その女性は「あなた、テレビタレントやモデルに興味ないかしら?」と微笑みました。続けて「iCarly や Wizard は知ってるかしら?」と聞くので「よく知ってるわ!よく観ていたドラマです」と嬉し恥ずかしそうに返事していました


女性は、こんなカードを私たち夫婦に渡し「今日インタビューがあるの、是非来てくださいね。待ってるわ!」と去って行きました。裏面には詳細、連絡先などが記載。


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ハリウッドタレントのオーディション??


えーーーっ⁉︎



自宅に戻り、昼食を済ませた頃。
モモが「ん~、気になるな~」とブツブツ呟きながらカードを見つめていました。



夫が「よし!モモ、行ってみよう。インタビュー会場はすぐ近くだし、様子をみてすぐ帰ってもいいしね。社会勉強!」と。アメリカのオーディションを間近で見られる⁉︎という気楽な気持ちで、行ってみることにしました。(夫はアメリカでのインタビューを嫌というほど経験しているので)



車で自宅から5分ちょっと走り、会場となる某ホテルの2階に到着。受付を済ませ(カードを渡し、紹介したLさんのサインを確認)ロビーで待っていると、周りには派手な髪飾りの女の子たち、帽子姿の男の子。ママたちもオシャレしてソワソワ。そんな中、我が家はいつもの普段着。(笑)


会場に入ると、スタイル抜群の美しい司会者の挨拶。主催企業の紹介はスクリーンにハリウッド映画のシーンも交え華やかなもので私は「ほ~」という口のまま感動。


挨拶が終わり、司会者に呼ばれた子供達が前に並び、レッスン指導が始まりました。姿勢、発声練習、自己紹介のポイント、モデル歩き…。

レッスンの復習。1人ずつ自己紹介をし、会場内は拍手。

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アジア人はモモ1人 緊張の顔も少し解れてニコニコ笑顔で楽しそうでした。



そう、ここまでは。(笑)



この後、各家庭が別室へ呼ばれインタビュータイム。我が家の担当スタッフは、元ハリウッドモデルの女性で身長が190cm近くある、斬新なメイクの⁈魔女っぽい方でした。(以下「魔女」と呼ばせて頂きます。)


モモの英語力をチェックのため、本読みをし「あなた!素晴らしいわ!」と褒め称えたり、「学校の成績はB以上ないとダメよ」と。モモはニコニコ。すると…本題に。


「当校の入学案内です」とパンフレットが手渡されビックリ叫び 学校??

ハリウッドへ通う+ 授業料も恐ろしく高くさらにビックリ叫び叫び 無理、無理!!


魔女の、営業トークを続きました。私たちの顔色が変わったので、かなり必死な感じで怖かった…(ノルマがあるんでしょうね) 夫は、魔女にいくつか質問しながら「始めの話と随分違いますね!」と指摘すると…「我が子が可愛くないんですか?彼女の才能をダメにしてしまうなんて!」と感情込めてアピール。最後に夫が「うちは無理です」の一言で終了。(チーン)
 夫よ、ありがとう


私たちが席を立った時、後方にいるヒスパニック系のファミリーはノリノリで、子供たちが音楽に合わせてダンスを披露していました(担当者からまだパンフレットを渡されてないのね…)


1時間ちょっとでしたが、まぁ親子でよい経験をしました人前で発表する時のモモの癖も発見出来たのはよかった。(笑)今後、直していかなくちゃ。


その日の夜、ハリウッドの学校についてネットで念入りに調べていたモモ。「ママ~!レビューにfraud (詐欺)って書いていた人がいたよ~」 (あらま!)


続けて…「雑誌モデルとかステキだな~ってちょっと思ってたけど、やっぱり…私は学校の先生になりたいな!」と
(引き続き、頑張って~)