差別への反省
アメリカはミネソタ州のミネアポリスで黒人男性が白人の警察官たちによって逮捕される
際に殺されました。
その模様はすべて録画されており、被害にあった男性は首を膝で押さえられ「息ができない」と言い続けていたのが力尽きる模様が世界に流されました。
実はアメリカではつい先日も、ジョギング中の黒人男性が白人の親子によって銃殺される
事件があり、これもまた大きな関心を集めていました。
でもこの事件、銃撃の模様がドライブレコーダーに映っていたにも関わらず、なぜかなかなか容疑者が逮捕されなかったのです。
白人だったからです。
連続して起こった白人による黒人殺害が憎悪と差別に基づいていると感じたアメリカ国民
は先週末から各地で抗議活動を行っています。
特にこの連続した事件は警察の行き過ぎた対応と白人保護が問題視されているため、
警察との対立が顕著です。
大都市では夜間外出禁止令が出ていますが、みんな無視して活動しています。
当然です。
その命令を出した権力に対して抗議しているのですから、そんなルールに従うはずがあり
ません。
でも、実は各地で起こっている抗議活動のうち、実際に暴動を起こしているのはそのほかの地域に住んでいる人たちであったとミネソタ州政府は報じています。
そして調子に乗った白人が店を破壊し、それを止めているのが黒人なのです。
(再生の際には音量にご注意ください)
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CNNを見ていても、抗議活動は平和的に解決しようと努力している姿が見られます。
地面に膝をついて、武力ではなく話し合いをしたいと訴えています。
また、インタビューに答えていた警察長(黒人)が、遺族と話しているときに心からの謝罪を述べながら帽子をとっていたのは印象に残りました。
多くの警察官が同じように今回の過失を認め、黒人に対する差別を恥じています。
アメリカには差別が確かに存在します。
でもそれを何とか変えようとする人たちもたくさんいるのです。
トランプに象徴される「それ以外の人々」
その平和的な人々に対して催涙ガスが向けられました。
ゴム弾が打たれました。
そしてドナルド・トランプが軍隊を送ると表明しました…
相変わらずです。
次の選挙のことしか考えていません。
私はアメリカが大好きです。
アメリカでたくさん学ばせていただきました。
現地ではいい人たちに囲まれていました。
でも、差別も露骨に受けました。
嫌な人たちにも会いました。
白人、黒人、ヒスパニック、そしてアジア人。
アメリカの社会ではアジア人は最も遅く現れた存在です。
人口比でも一番少ないです。
現在の複雑なアメリカ社会を作り出した大きな歴史の流れに、アジア人はいませんでした。
アメリカの白人にとっては、黒人に対する奴隷の反省は確実にあり、教育されています。
それ以前に、ネイティブアメリカン(以前はインディアンと呼ばれていた人たち)との戦いを通して土地をぶんどってきた反省もあります。
アメリカの半分はそれを肯定しています。
ただ、アジア人がアメリカに現れたのが遅かったのは確かですが、それはアメリカの話です。
世界にはアジア人が昔からいたのです。
私が好きなアメリカは残りの半分です。
国際的な感覚を持っており、異文化を尊重するから外国からも学ぶ姿勢を持っている
人たちです。
当然トランプにはそんな考えはありません。
そしてアメリカには彼と同じかそれ以上に過激な思想を持つ人たちがいます。
それが世界です。
彼らとも共存しないといけません。
そう考えたら、いま日本で「多様性」が求められていると言われているのが滑稽に聞こえます。
日本が本当に多様化に直面するのはこれからです。
メルマガを読むと言葉への意識が変わったとの声が多く寄せられます。
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