その運動は大丈夫? | ありがとう「身体」

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なにをするにも体があってのこと。そんな体に関する役立つ情報を東洋医学のプロが発信していきます。病気は自分で治すが基本です。

自分で良かれと思って行っている運動が、場合によっては身体にマイナスになることがあります。

特にテレビなどで見た運動は、直接指導してもらったわけではないので、見よう見まねで行っていると、その運動の目的を達成できないどころか、やっていたら痛くなったということも起こりえます。

どんな運動でもそうですが、健康を促進する目的のもの、リハビリのような状態を改善させる目的のものなど、それぞれ目指すものがあります。

何を目的とした運動かを知ることは大切です。

腰痛にいいとされる運動が、腰痛予防になる運動なのか、腰痛改善の運動なのかでは微妙な違いではありますが、目的が変わります。

予防運動であっても、すでに腰痛の人にとっては負担が大きくなる場合もあるので、適切な刺激量で運動を行う必要があります。


肩の痛みがなかなか改善しない患者さんがいまして、何か運動をしていますか?と尋ねると口を開けたり、舌を動かしたりする運動をしているとのことでした。

実際にその場で見せてもらうと、口を大きく開ける時にその勢いに乗じて首が一緒に動いていました。つまり口が元々開けにくいのを勢いよくあけるので、開け方も真っ直ぐではなく歪んでいるし、動かしにくいのをカバーするため首まで一緒に回旋してしまっていました。

この運動を少しだけやり方を変えてもらったら、肩の痛みはその後順調に落ち着いていきました。
良かれと思ってやっていた運動が思わぬ症状を引き起こしていた例です。


もしこんな運動やっているけれど、自分に合っているか確認したいという方がいましたら、ご相談ください。