極端な漢方薬 | ありがとう「身体」

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漢方薬は生薬が組み合わさってできています。

生薬単品だけをみれば、冷やす傾向のあるものや、温める傾向のあるものなど様々ありますが、それらを組み合わせて、全体として温める作用にまとめるたり、冷やす作用にまとめるということをしています。

ここが面白い所で、温める漢方薬の中にも、冷やす傾向の生薬が入っていたりするわけです。

多くの漢方処方がこのように、違う作用の物をバランスを取りながら組み合わせていますが、中には同じ方向性の生薬のみでまとめられている処方もあります。

こういう極端な処方は扱いが難しい。

黄連解毒湯という処方がありますが、これは冷やす生薬ばかりで構成させています。

ただただ冷やす。

こういう薬は長期で飲むものではありませんから注意が必要です。

身体にどんなに熱があったとしても、すべての部分に熱があるわけではありません。

局所的な熱もありますし、外は熱くても中は冷えているということがあります。

基本身体はこのようにバランスをどこかで取り合っているので、極端に傾いた状態になった場合に、限定的に使うぐらいの感覚でいなくてはなりません。

漢方薬は長く飲むというイメージがある人も多いので、処方によっては長く飲んではかえって調子を崩すものがあるということを知っておいていただきたいです。








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