個人個人で個性はあれど、身体のつくりに関しては殆ど違いはありません。
血管の走行などに多少の違いはあれど、血管そのものが存在しないということはありませんよね。
それなのに能力はかなり個人差があります。
人間だけではなく、物も同様です。
物、特に商品は人よりももっと正確に外観から中身まで同じように作られています。
それなのに早く壊れるものもあれば、長く故障もなく使えるものもあります。
この違いって一体なんでしょうね?
単純に当たり外れの問題とは思えません。
治療も同じで、どこかで習ってきたことを試すと教わった先生のようにはやはりできません。
やっていること自体は誰でも出来るようなシンプルなものであっても同じようにはいかないんですね。
何故かこの人がやると…とかありますよね。
植物を育てるといつも枯らす人もいれば、ものすごく大きく育ってしまう人もいます。
これらを考えると、人にも物にも自然にも見えない作用が働いていることが伺えます。
ちょっと不思議な話かもしれませんが、こういう見えない作用の中にいわゆる秘伝みたいな要素が隠されていると感じてます。