咳の漢方 | ありがとう「身体」

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漢方薬は新薬に比べると効き方がゆっくりとか、穏やかな効き方なイメージがありますが、そんなことはありません。ズバッと面白いほど効くこともあります。

そういう効き方をする時はその処方の定番の用い方通りでないことが多いです。

先日咳の患者さんに参蘇飲(じんそいん)という漢方を飲んでもらいました。

参蘇飲は咳に用いる定番処方です。

参蘇飲は痰のからむような咳に使うというのが一般的です。
また胃腸にも配慮されているので、使い勝手がいい薬です。

痰の有無は咳の処方では重要視する項目です。
今回は空咳で痰が絡まない状態でした。

にもかかわらず参蘇飲で三日ほどで1か月ほど続いていた咳が治まりました。

空咳なのになんで?と参蘇飲のことを知っている人は思うかもしれません。

痰は水分と解釈できます。

痰が出るというのは、つまり身体の中で水が多くなっているということです。

それが胸のあたり、肺や気管支で多くなっている状態である時に痰として排出されます。

空咳だと、渇いていると判断しますが、この患者さんは身体全体を触診してみると、局所局所むくんでいました。

むくんでいる状態は水が多く滞りがあるということです。

それで水をさばく参蘇飲を用いたのです。

咳の様子だけでは、参蘇飲をチョイスすることは無かったと思います。

症状はあくまで結果であり、何が身体で起きているかをしっかり分析することで回り道をできるだけせずに目的地にたどり着きやすくなります。

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