自分の乗っている車やバイクが模型になっているとテンションが上がります。
特にプラモデルで出ていると嬉しくなるのですが、僕が過去に乗っていた乗り物では
HONDA DREAM50とSUZUKI カプチーノだけしかモデル化されていませんでした。
他に何か無いかなぁと探していたら、
C50ではありませんがスーパーカブのプラモデルがあったので買いました。
フジミからスーパーカブのプラモデルは、初期型のC100と現行の110だけが出ているようです。
アオシマが完成品を出していたり、過去には他メーカーからも出ていたようですが、
今手に入るプラモデルはフジミ製だけのようです。
今回は自分の持っているC50に(比較的)形の似ているC100を選びました。
バイクのプラモデルって作るの初めてなのですが結構大変でした。
おそらく古めのキットなのでしょうが、左右で分割になっているフレームに、
エンジン、スイングアーム、チェーンカバー、
サイドカバー全て一体物になっていて塗り分けが面倒でした。
筆でペタペタ塗ってやりましたが。
特に車体右側面には、マフラー、ブレーキペダル、キックペダルが配置されていて、
説明書では一気に取り付けられるような書き方をしていますが、
結構入り組んでいて面倒くさかったです。
対して110の方は新しいキットで、
色を塗らなくても綺麗に仕上がるパーツ構成になっているようです。
あと、メッキを剥そうとして横着してツールクリーナーに漬けたため、
メッキはおろかパーツ自体が溶けてしまうというポカをやらかしてしまい、
やる気が無くなってしばらく放置していました。
思い返してみると、どうやら去年の5月に買ってすぐ組立始めたものの、
そこから放置していたようです。
溶かした部品は注文したらすぐ届いたので、
こういう細かいサービスはやっぱり日本のメーカーが素晴らしいと思います。
出来上がったC100を手に取ると、「妙にデカいな」という感じがします。
C50は横から見るとすんずまっていて、チンチクリンな感じです。
デザイン的にも現行のC125のベースにもなっているので、
実は当時のカブは今のよりも大きかったんじゃないかと思い比べてみました。
案外サイズ感は変わらないようです。どうやら目の錯覚みたいでした。
僕はC100の現物を見た事がありませんが、このキットを見ていると
「あぁ、カブってここんところ、確かにこうなっているな」
とC50との共通点が見えたりして面白いです。
眺めていて本物のイメージがすぐに湧くというのは
模型としての出来が素晴らしいという事なのかもしれません。
僕は特に荷台がお気に入りです。
フェンダーに取り付けるブラケットの形状が本物ソックリで見ていて感動しました。
エンジン右側のゴチャゴチャした所も気に入っています。
ブレーキペダルはツルっとしていますが、C50は滑り止めのギザギザが彫ってあるので
C100の実物を観察してディティールを加えた方が良かったかもしれません。
フロント部分の造形も気に入っています。
メッキのグリルの中にはホーンが隠れています。
ほとんど見えませんが別パーツできちんと再現されています。
メーターのデカールは、デカール貼りが大の苦手な僕にとっての鬼門でした。
なんとか枠の中に貼れたので、上から透明接着剤を垂らしガラス風にしてみました(分からんな)
自分の失敗もあり長らく放置していたキットだったので、細かい部分は無視して
完成させる事を優先させましたが、出来上がってみるとやっぱり可愛くて、
もっと手を入れてあげれば良かったなと思ってしまいます。
気が向いたら追加で触ってあげたいですが
まだまだ待っているキットがたくさんあるので悩ましいところです。








