年中になった長男は幼稚園が大好きで、毎日自分で準備をして、嬉しそうに通園しています。


行き渋ることがなく、欠席も1年半で体調不良の3回のみ。


…という言葉だけ並べると「息子自慢か?」と思われるくらい優秀そうに聞こえますが、もちろんそういうわけでもなく。笑



「自分で時計を見て、時間に間に合うように準備したい」という強いこだわりがあるため、間に合わない日は毎日パニック。


こちらは時間通り準備を進めて出発準備をしているのいで、間に合っていない自分に気がつくと大泣きし、玄関で暴れる日も少なくありません。


(そんな日に限って、普段全く間に合わせようとしない次男が黙々と準備をするので、そんな姿も見て余計にパニックになり、拍車をかけてしまうということも日常茶飯事です)


大泣きしながらもやはり幼稚園には行きたいので、ドアを出ると何事もなかったように歩き出すので助かっているのですが、ある日イレギュラーなことが起こりました。



幼稚園の門をくぐるところまではいつも通りでしたが、保育室に向かおうとせず、私にくっついて曇り顔。


あまりに珍しいことなので、私もどうしようかと様子を見ていると、先生が来て声をかけてくださりました。


なかなかすぐ言葉にできないものの、思っていることはちゃんとあって…という様子。


「お手紙にして書こうか?」と先生が提案してくださったようで、迎えに行くと「嫌だったことお手紙にしたよ」と話してくれました。


家に帰ってから見てみると…



いやでした ようちえんのじかんにまにやわんくて 

いややで かなしくなりましたのでいややったですから 

いやややったです

いややのはきおつける じかんどうりでみながらよういします


と、茶色の画用紙に書き連ねてありました。



内容だけ受け止めると、「大丈夫か?」と思われるかもしれませんが…笑


帰り道スッキリした顔で、手紙のことを含め、今日遊んだことを伝えてくれる息子の姿を見て安心しました。



もともと書くことが好きで、(きっと常に私が横で何か書いていることもあり)最近はオリジナル絵本を書くようになったほど。



今回も息子なりに書く習慣がついてきたからこそ、書いて言葉で表現することで少しでもモヤモヤを解消できたのか?と思うと、やっぱり子供ってすごいな…と感心。


(もちろん話して伝える練習もこれから必要ですが、何かしらの形でこうして思いを伝えられるようになったのは大きな成長なのかな、と受け止めることにしました)



これからもさまざまな困難に出くわすと思いますが、一つの手段として息子にも「書いて整理する」習慣を武器として身につけてくれたら嬉しいな…と思う出来事でした。