最初に紹介したいのが「デイリーノート」です。


間違いなく今の私と一番長い間顔を合わせている、なくてはならない存在です。


こちらは「(1年契約型)メモノート」として記入するよう心がけています。


(メモノートと記録ノートの区別については、以前の記事「ノートに向かうとき大切にしていること」にて紹介しています)


名前の通り、その日の自分を管理するために活用しているノートですが、主に


•より細かな今日の予定

•今日こなしたいTO  DOリスト

•今日の子供達の様子

•思いついたことをメモ


といった内容を自由に書いています。


このノートで大切なことは、すぐに見返したり書き込める存在であることです。


1日1ページを基本とし、


①左側にざっと1日の予定

常に子供中心で1日が進むママなので、大まかに区切っておく方がママにとっても気が楽になると思うので、おすすめです。


予防接種や友達との約束など決まった予定がある時は時刻も書きますが、あとは「公園」や「買い物」など「行けたら行きたいなー」ぐらいで書き込みます。


私の場合、上の子が幼稚園に通い始めてから左側に時刻を書いてスケジュールを管理するようになりましたが、それまでは予定を立ててもその通りに物事が進まず、悲しくなる傾向にあったので、「午前」「午後」でしか区切らずに予定をざっくり立てるよう心がけていました…


②右側は今日したい(もしくはしなければならない)TO  DOを並べます。


直接書き込んだり、ふせんにしたりお好みの形でいいかと思います。ふせんの活用については後日まとめて紹介予定です。



ここで大切なのが、24時間働いているといっても過言ではないママなので、たとえここに書いた予定やTO  DOが達成されなくても、決して自分を責めないこと。


私は今でも「公園に連れて行ってあげられなかった…」と、ついつい自分を責めてしまうことがあります。


ですが、それは先述した通り、週7&ほぼ24時間労働するママが悪いわけではありません。


ここでは、常にやることに追われているママの頭の中や時間を整理するために書き出しているだけなので、仕事のように「必ずやり遂げなければならない予定」を書いているわけではないのです。


逆に育休中のママが「必ずやり遂げなければならない予定」となるのが、「3度の食事」ですよね。


私がこのノートに必ず書くのは、毎食のメニューです。(朝はだいたい同じなので、書かなくなってきましたが)


自分1人の食事ならそんな必要はありませんが、毎日急に「お腹が空いた〜!」とぐずり出す子供に3食も食べさせるというのが、どれほどの重労働か…なかなか理解してもらえない仕事の1つですよね。


前日のうちに朝昼晩とメニューを決めてしまい、書くようにしています。


突然お腹を空かせがちな子供達へのストレスを軽減させるために…


前もって準備できる手助けをこのノートにしてもらっています。


例えば、

夏場であれば午前中に公園へ連れて行く前にそうめんを茹でて冷蔵庫へ入れておけば、帰ってきてすぐに食べさせることができる

(この手法は我が家では多い時で週2、3です)


・晩ごはんがカレーなら、子供が落ち着いているうちに材料を切ったり煮込んでおいたりといった工程を、合間を見つけて少しでも進められる


「いやいや!それくらい、いつもやってる!」という方も多いかと思います。


大切なのは、それを前もってスケジューリングしておくことで、ママの時間をより有効的に使えるというところです。



育休生活を続けていく中で「身体は自由ではないけれど頭を使える時間」が意外と多いと感じるようになりました。


ところが、せっかく何か思いついても、子供の相手をしながら過ごすと忘れてしまうことも多々。


ママは常に何かをしながら1日を過ごしていることが多いため、なかなか忘れたことを思い出す時間も余裕もありません。


当然です。

だからこそ、ノートに頼る習慣をつけてほしいです。

ノートを頑張るママの心強い味方にしてほしいのです。


とにかく思いつくまま、浮かんだアイデアやタスクをメモし忘れないようにストックする…


もちろん書いたことを全てその日に終わらせる必要はありませんし、週7で休みなく働く私たちには不可能です。


あくまでも「忘れてしまわないために」メモするのであって、1日の終わりに書いたことができなかった自分を責めないように心がけるのも、このデイリーノートとうまく付き合っていくコツです。


自分の脳の中ではきっと忘れてしまっていたことを記録してくれてありがとう!くらいの存在になると、常に子供との生活に追われるママにとって、心強い味方になってくれるはずです)


冒頭でも述べたようにこちらのノートは「残す型」ではないため、細かな決まりを作らず、とにかく書いて自分の脳から切り離すイメージで、側に置いてほしい存在です。


このノートに書く習慣がつくと、外出先や子供が自分で遊んでくれている束の間の時間でさえも手元にないと不安になっています。


(これはなかなか極端かもしれませんが)


意外とそういった場面で新しいアイデアや考え事、忘れていたタスクが浮かぶことが多い気がしています。


その際に逃すことなく書き残すことで、「あの時思いついてたのに…」と自分を責めてしまうことが減らせると思います。


日々1つのことだけに集中して取り組む場面が少ない(=常に複数の家事や子供の世話などを同時にこなす)ママだからこそ、自分の脳に頼るだけでなく、秘書代わりとなるデイリーノートを味方につけてほしいです。


Instagramでも写真付きで紹介予定ですので、あわせてご覧いただけると幸いです。