唐突にガチャガチャ。
この頃は歯医者さんにもお子さんのご褒美で置いているところも多いので見かける方もいると思います。
飲食店にもお子様ランチを頼むとメダルがもらえてできるシステムってありますね。
さて、その通っている医院はまたはあなたの医院は何のために設置していますか??
・治療の後のお楽しみ・ご褒美
・歯医者好きにさせる
・魅力の1つとして
などなど色々な目的であることと思います。
お子さんはワクワクしてルンルンで帰るけれど、よかったね~すごいねーとか大人もるんるんだけで終わらせては、、、
「見逃してしまいますよ
」
えっと、、、何を?って思う方が多いかと。
歯科医院で置く意味って
その子の成長を見るツールの1つなんです。
見るべきところは、ガチャガチャができるのか?
またはできるようになったのか?
というところ。
パーツで言うと「手」の動きです。
1歳とかはガチャガチャ回せますか?
多分回せないと思います。
2歳ではどうでしょう?
ハンドルを持つとか手で押してみるとかそういう単純な動きだと思います。
が、3歳近くともなってくるとだんだん細かな手指の使い方が可能となります。
力の加減も理解できるようになってきます。
ひねって回せるということは、日常のノブや蛇口をひねるなどの複雑な動きもできるようになってきているということ。
ただ、このひねるという動作。
ただ自然と待っていては上手くなりません。
特にまだまだ手根骨が未完成なこの乳幼児期は手を動かす、使っていくことで
動作を覚えさらにその動きが骨や周りを成長させていきます。
なので、、使わないと損!w
させて、経験させて身に付ける事が大切。
探索行動が盛んになってきます。
おうちでつかみ食べしてるかな?
食具を上手に使えるかな?(どんな持ち方?こぼさず口に運べている?)
歯ブラシ持てるかな?
など日常生活の一部が見えることも。
それを元に歯科医でも食育指導もできますし。
「最近つかみ食べどうですかー?」
「あまりしてません」
「実は、、、」
ってな感じで。
何よりも子どもの成長過程の目安になりますね。
★紙をビリビリ破くとかできるようになったら、どんどんやらせる。
ひっぱたりするだけじゃ紙は破れません。
ちょっと手首を捻って返して初めてビリビリビリー
捻れない子は紙を引っ張ったり押したり。
それじゃ破れません。
・薄っぺらい紙を指でつまむ
・左右の手、それぞれ互い違いの方向に動かす
・割く
実はこの時期の子どもにとって高度な技w
大人はもう当り前にできることだから、お子さんのコレ、見過しまくりなんですね。
ビリビリ遊び最高!w
だけど、最近「ひねりもの」がなくなりつつある気が、、
そんなことについて、次回は書いていきたいと思います![]()
