今日【のがみ】

バタバタして、さきほど帰宅しました。




でも今日中に書かないとだめだと思い携帯を手にしています…。













僕がまだ幼かった頃、僕の兄が、あなたの大ファンでした。



当時、バングラデシュに住んでいた僕ら兄弟は、毎週祖母から送られてくるビデオで、あなたのプロレスを見ていました。



週刊少年ジャンプと、



ドラゴンボールＺのアニメと、



あなたのプロレスが、毎週、祖母から送られてきたのです。




しばらくして、故郷、岡山県に戻ってきて、



ある日、


岡山市の体育館にあなたがやってくることを知り、


僕は兄と一緒に観戦に行きました。


初めてあなたのプロレスを生で観たあの日が、



僕が、人生で初めてプロレスを生観戦した日です。




小学三年生の時でした。




何の因果でしょうか。




時は巡り、



僕は今、プロレス実況を仕事にしています。




そして今、



あの時と同じかそれ以上に、




プロレスが大好きです。





そして同時に、



あなたが思っていた気持ちがどれほどのものだったかをはかり知ることは決してできませんが、



僕も、僕の最大限の気持ちで、



プロレスをもっともっと世間に広めていきたいと思っています。





僕は、僕の出来ることで、


プロレスの灯をつないでいこうと思っています。


大それたことは出来ません。


でも、全力で取り組みます。











人は、二度死ぬとよく言います。




一度は命を失くした時。




もう一度は、忘れられた時。




僕の中で、あなたはまだ生き続けています。





今日。



あなたが亡くなった今日。




あの日から三年が経った今日。




三沢光晴さん、



あなたを偲び、




プロレスを想っています。