希望の始まり! 神奈川県 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。



シロキリ)むぉーーーん?

(朝ごはんまだかにゃー?)






ぷりん)もう朝かにゃ??








ぷりん)もう少し
ダラダラしててもいいかニャン??







先日(6月1日) 神奈川県平塚市にある

神奈川県動物愛護センター竣工・開所式に
出席させていただきました。





こちらは

旧 動物保護センター





保護センターから

生かすための施設『愛護センター』へ







今回は、登録ボランティアとして

一般公開の前に見学をさせていただきました








施設は大きなガラス仕切りに

広々とした空間

明るい 新しい施設として変わり





共存から共生へ」

「ペットから大切な家族の一員として」


だんだんと言葉にも温かみのある

嬉しい変化がありますね^ ^



竣工・開所式には

黒岩県知事をはじめ、杉本 彩さんもご出席され
開所式は華やかに執り行われました









かつて

保護センターが設立されたのは

処分だけを目的とされたものだったそうです



昭和47年から平成6年まで
野犬や飼えなくなった犬は、
ゴミの収集車のように定期的に回収にまわっていたそうです

犬は1年間で1万3千頭
猫は1年間で1万数千頭 
毎日100頭以上の命を処分していた時もあったそうです





野良犬の捕獲の仕方は荒く
毒餌を撒いたり、ナイフを使った捕獲をしていたそうです…


今では考えられないですね…








収集された子は当日のうちに処分
この子たちに新しい家族を見つけることは不可能で殺処分と言う方法を取らざるを得なかったそうです






設立から3年後
殺処分する犬の数を1頭でも減らすことを目指して譲渡会が行われたそうです





その努力が報われ
平成25年には初の犬の殺処分ゼロを達成
翌年には猫も殺処分ゼロを達成されました







動物を処分するための施設から
生かすための施設へ






待望の施設 



ここから希望が始まります


ここからがスタートですね!







施設は
ぐるりと1周まわれる 構造になっています






手術室、処置室
グルーミング室

そして災害時の動物救護機能も

充実しておりました




( アキちゃんではないですよー)




愛護センターでは相談窓口があります

放棄する飼い主からの相談を受けアドバイスをしたり、やむを得ない場合は受け入れをするそうです。





しかし、最も大切なのは


無分別に、望まれない繁殖をさせないこと


迎え入れた家族を最期まで看取ること


やむを得ない事情で放棄するのであれば 

飼い主が、その子の命を引き継ぐ
大切な家族を見つけてあげること




命を尊重すること

人間としては当たり前のことですね







これだけクリアできたら
どれほどの子達が不安な思いをせずに救われるでしょうか。




一人ひとりの少しの力
少しの行動で救える命があります



しかし、




残念ながら
救う人よりも

不要とされてしまう犬猫の方が多いのが現状ですね



先ずは、私たちに出来ることからはじめよう
、続けよう。そして拡げよう



新しく生まれ変わった
動物愛護センターが 県内の動物愛護の象徴となり、やがて国内の動物愛護の先駆けとなるよう
私たち 動物愛護ボランティア団体も努力します。


そして、団体である
清川しっぽ村活動を応援してくださる皆様とともに 動物愛護・動物福祉の充実と向上を目指し前進していきたいと思います。






清川しっぽ村 安川