変わりたいのに
変われない・・・
行動したいけど、
動けない自分がいや・・・
そんな方の潜在意識に
パラダイム・シフトを起こして
人生を自分軸に彩り
心と体のウェルネスを実現する
リケジョ・セラピストのまなみ～です。
*-*-*-*-*-*
私は今パリ近郊に住んでいます。
（数か月後には
大阪へ移住予定
。）
パリといえば
芸術の都。
というだけあって、
石を投げれば
アーティストに当たります
。
私が仲良くさせて頂いている
友人の中に
ムチャクチャ気さくな日本人の
即興・音楽家の方がいて、
（ちなみに近々コンサートを
オンライン配信されます
。）
私もクラシック音楽とは
長い付き合いなので、
色々とお話させて頂くんです
。
私
「セラピーってさ、
技法以前のベースの技術
っていうのがあって、
技法をちゃんと実践しても
ベースができてなかったら
セラピーって機能しないんだよね。
逆に、技法うんぬんじゃなくて、
ベースができてたら、
会うだけで、
相手の意識の状態は変化していくんだ」
友人
「ベースかー。
それは、音楽でも全く同じ。
フランスの音楽教育と
日本の音楽教育では、
ベースが違う」
私
「今まで、フランスの音楽教育の
問題点について
たくさん話してきたけど、
でも、フランスの音楽教育には
日本にはないベースがあるって
感じるんだね。
音楽教育の世界で
日本にはなくて、
フランスにあるものって何なの？」
友人
「フランスの音楽教育の問題は、
初等教育の方について
のことだったんだけど、
ベースがあるっていうのは
高等教育の方でね、
ベースって何か？といわれると
難しいけども、
クラシック音楽が西洋音楽だから
というのは、一つあると思う」
にゃるほど～！
（にゃ、なのに
犬の写真になってる・・・
）
オリジナルの土壌なのかどうか？
これは、
悔しいけど、反論できない
と思う部分があるんですよね。
セラピーは、
元々、西洋文化だと
いわざるをえません。
今、日本で行われている技法は
ほとんど、アメリカから
輸入されているからです。
一方で、ヨーロッパ・アメリカには
歴史上、
精神分析、哲学、セラピーなどの
開発者がたくさん存在します。
なので、
フランスでは、
「セラピストとしてのベース」
というのは、
割と自然に浸透している
といえるのかもしれません。
ところで、
呼吸療法「ソフロロジー」の
開発者は、
- インドのヨガ
- チベット仏教
- 日本の禅
を学び、技法に取り入れています。
で、私は
そのソフロロジーを
修得しているわけですが
ソフロロジーの
東洋的なアプローチの部分について
「フランスのソフロロジストたちの
理解は甘い」
と、私は感じるんですね。
それは、ひとえに私が日本人だから
視えてしまう部分なのです。
「禅」というと、
あなたにも
「難しいな、自分はよく知らないな」
と思っているかもしれません。
けれども、それがどっこい
そうでもないのです。
「禅」とは
座禅を組むことでは
ありません（笑）。
禅には、
意識があっちこっち散漫になって
気が散っている状態から
精神統一の状態へ
持っていく、
ということが含まれます。
そして、これは
日本人が伝統的に
子どもの教育に
取り入れてきた文化
でもあるのです。
例えば、「お習字」
習い事でしなくても、
小学校では、「お習字」がありますよね。
あの、お習字は
「精神統一」の時間。
（禅の精神統一に比べれば
レベルは低いですけどね、もちろん）
平仮名を学ぶときも、
漢字を学ぶときも、
モデルをなぞり、
バランスをとりながら
一文字、一文字、
何度も練習していきます。
精神を集中して
ペン先へ意識を向ける。
私は中学生の頃に
自然教室で、
板の間で正座をさせられたこと
があります。
「瞑想」とか「座禅」とか
いわれた記憶はありませんが、
微動だにしてはいけないルール
だったので、
「姿勢が崩れた」という理由で
竹刀で叩かれた記憶があるですね
。
それは、単に
「動いたら負け」
という罰ゲームではなくて、
⇑
西洋人から見たら
そういうゲームにしか見えない 
。
『不動心』
を鍛えるための訓練なんです。
『不動心』といえば、
日本人なら、
どんな日本人でも、
漠然とイメージが持てると思います。
（ちなみに、私が
この言葉を知ったのは
中学生。）
でも、西洋人の場合、
『不動心』と聞いただけでは
意味不明過ぎて
説明がないとダメです
。
（説明しても
文化の壁が厚くて
分かってくれる人は
一握りと思われます。）
で、
呼吸療法「ソフロロジー」に
取り入れられている大切な部分も
「不動心」へと導く、
というところ。
そもそも、
東洋の十八番は
「全体の均衡（バランス）を探る力」と
「内側へ意識を向ける集中力」
西洋の十八番は
「全体から分離した個の独立」と
「影響力を外側へ拡大させていく拡散力」
これまでの時代は
西洋が力を持っていた時代でした。
その結果、
「個人主義」が行き過ぎ
「孤独」が蔓延し、
中身が空っぽのままでも、
「他者へ影響力を及ぼし
支配していく力」が注目を集めてきました。
そして、そうした方向性への極みに
社会がきている今
西洋では
行き詰まり感を感じていて、
そこで、
体全体のバランスをとる東洋的な技法に
活路を見出しにいく試みが大流行。
「指圧」や「鍼灸」が流行り
内側へ意識を向ける「瞑想」が
注目を集めているのです。
※「メディテーション（瞑想）」は、
西洋が東洋の文化から
取り入れたことで、
宗教家だけでなく、
一般人にも広まるようになりました。
実は、
「潜在意識との対話」と
「呼吸療法ソフロロジー」を組み合わせた
私のセラピーは、
ぶっちゃけ、日本人の方が
飲み込みが早いです。
「効果が出やすい」という意味ではなく
その背景にある仕組みについて
説明したときに
日本人の方の方が
その本質を掴む力が大きい
と感じるのです。
それは、新しい未知のことを
学ぶ感覚ではなく、
「精神統一」という
日本人が意識の奥に
潜在的に持っている記憶を
使う技法であり、
「意識を内側へ向ける心地よさ」は
「新しい」というより
「根源に還っていく感覚」に近い
からではないかと
私は思います。
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