さて、故伊藤先生も、故浅野先生も91B型とは言わなかった
5極管(310A)と3極管(300B)のRC結合アンプ
ですが、米国人は、1940年発行の

の本の中の、P.53に

という例題があったことと、米国人はパワー指向であり、シングルアンプなんて言う物に最近まで興味がなかったので、91B型とか言わなかったと思います。
故伊藤先生も、故浅野先生も、きっとこの話を知っていたから91Bとは言わなかったんじゃぁないかな、と思っています。
逆に、最近は、 ”2A3 91B”でググると、この回路図のアンプが出てきます(
売っているところがあるみたいです)。まぁ、元はジョーロバーツさんの2A3の
記事に載っているのですが。
で、私としては、この例題を310A+300Bにしたような回路は、91B型ではない、と、主張したいわけです、が、お前は、その伊藤先生の本当に最後の作品の300Bのシングルアンプを持っている(使っている)のに、なぜ、91B型のアンプを作るんだ、と、言うのは、また別の話です。
5極管の2段+3極管の構成のアンプとの音の違いは、今作っているアンプが出来上がってから講釈したい(?)と考えています。