こんにちは。
『髪の毛は生きているっ』
というような印象をうけるCMが
多いおかげで
あまり意識した事は
ないかもしれませんが、
髪は
「もう死んでいる細胞」
だという事をご存知でしょうか…?
あー、確かに。
言われてみればそうだ。
そういえば、
理科の授業で習ったかも…?
と思い出したんじゃないかと思います。
CMによる思い込みの力ってすごいですよね。
実は、髪の毛は
死滅細胞といい、
「もう死んでしまっている
細胞であり、
自己再生することは
ありえない」
のです。
じゃあ、
「髪に浸透 潤うコンディショナー」
とか
「しっとり生き返る」
とか
ってどういう事だよ!
って思いますよね。
今回の記事を読んで下されば、
「コンディショナーとはそもそも
何なのか。」
「どう使えばいいのか。」
が分かり、
コンディショナーを効果的に
使う事ができ、
手触りの良い髪に仕上げる事ができます。
しかし、
これを知らずに自己流で
コンディショナーをつけているのなら、
それは頭皮を殺しにかかっています!
頭皮が死ねば、
永遠に髪は生えず、
美容院に行く前に
病院に行かなければならない
なんて事になるかもしれません…
頭皮科とかあるんでしょうか…
知っている方はぜひ教えて下さい…
始めに、
「死滅細胞である髪は、
永遠に再生することはない」
といいましたが、
つまり、
よくある売り文句の
「〇〇成分が浸透して
ダメージが修復されます!」
という事は、絶対にないのです。
そう、このブログが
「美しい髪を育てる事」
や、
「髪質をこれ以上傷ませない事」
に重点をおき、
「髪質を生き返らせる」
事に触れていなかったのは
こういう理由からなんです。
「え、
じゃあ今この状態の髪を
美しくする事はできないの⁈」
と思った方も
いらっしゃるかもしれません。
が、
安心してください。
ここで誤解しないでいただきたいのは、
「髪を生き返らせる事はできないが、
まるで生き返ったような
手触りにする事ならできる」
という事です。
その役割を担って、
かつ、
髪の毛の保護の役割を
果たしてくれるのが、
コンディショナー
なんです。
今回は、
この
コンディショナーの
効果的な使い方について
お伝えします。
そもそもコンディショナーとは、
髪を「保護」する役割を
担っているものです。
そう、
髪をコーティングする事によって、
水分の蒸発を防ぎ、
外部からの汚れや傷から守っているのです。
ここで大切な事は、
「髪はダメージを蓄積する」
事はあっても、
「再生はしない。」
という事です。
つまり、
髪は常に減点法で
悪くなっていき、
加点される事はないのです。
だから、
日々のコンディショナーにより、
髪を保護するのは
とても大切な事なんです。
もし、
このコンディショナーを怠ると、
ダメージを受けた髪は
さらにダメージを進行させ、
丸刈りにしなきゃダメなくらい
髪を台無しにさせてしまいます。
逆に言うと、
この方法をきちんと守り、
毎日「髪習慣」として定着させれば、
産まれたばかりの髪の
キューティクルを守り続け、
減点を最小限に
抑える事ができる
ということです。
減点を最小限に抑える事ができれば、
結果的に
美しいロングヘアを手に入れる事に
繋がりますよね。
という事で、
正しいコンディショナーの
使い方の、6つのステップ
をお伝えします。
1.髪を洗う前の乾いた髪に
コンディショナーをなじませ、
洗い流す。
2.シャンプーする
3.十分にすすいだら、
髪の水分をできるだけ取る。
4.頭皮につかないように気をつけながら、
髪に十分コンディショナーをなじませる。
5.毛先の方から目の荒いクシですく。
6.すぐに、十分すぎるくらいに洗い流す。
といった感じにしてください。
それでは、
1からひとつひとつ解説していきます。
1.髪を洗う前の乾いた髪に
コンディショナーをなじませ、
洗い流す。
これに驚いた方は多いと思います。
実は、
新聞やテレビで紹介され、
それを、
清水ミチコさんが実践して
成功した方法なんです。
コンディショナーに含まれる油分が
汚れやワックスなどの油分と馴染む事で、
神に負担なく洗い流す事ができるそうです。
実際に私もやっていますが、
毛先だけやってみても効果的だったので、
すごくオススメです!
ただ、
頭皮にコンディショナーが
つかないように気をつけて下さいね。
2.シャンプーする
前回、
正しいシャンプーの仕方をご紹介しました。
読んで下さったみなさんは
すでに実践されていると思いますが、
確認したい方はこちらのリンクからぜひ。
3.十分にすすいだら、
髪の水分をできるだけ取る。
この一手間がとても大切で、
水が多くついた状況で
コンディショナーをつけても
流れ落ちてしまって、
髪を十分にコーティングする事ができません。
ただし!
雑巾を絞るように絞ってはいけません。
根元から毛先へ順番に、
手のひらで、ぎゅっぎゅと
牛の乳をしぼるようにして
水滴を落としましょう。
4.頭皮につかないように
気をつけながら、
髪に十分コンディショナーを
なじませる。
コンディショナーは
コーティングするというその特性により、
頭皮に着くと毛穴をふさいでしまい、
フケやかゆみ、
脱毛の原因になってしまいます。
毛先は丁寧に。
頭皮にはつかないように。
意識しましょう。
5.毛先の方から
目の荒いクシですく。
コンディショナーをした状態のまま、
目の荒いクシですきましょう。
ここで注意していただきたいのは2点。
・目の細かいクシを使わない事
・根元からいきなりすくのではなく、
毛先から徐々に根元に向かって
ほぐしながらすいていく
という事です。
目の細かいクシを使うと、
キューティクルがはがれてしまう
原因になりますので、
必ず、
目の荒いクシにして下さい。
また、
毛先をさきにすいてから
根元からすかないと、
キューティクルがはがれたり、
絡まって抜毛の原因になります。
強い力を使わないように行いましょう。
6.すぐに、
十分すぎるくらいに洗い流す。
コンディショナーは
トリートメントと違い、
パックのように
放置しないようにして下さい。
また、
少しくらいぬるっとした方が
サラサラになるかも。
と思われるかもしれませんが、
できるだけ流し切るようにしましょう。
以上の事を守って
コンディショナーを使用すれば、
今使用している
あなたのコンディショナーでも
十分に効果を発揮させることが
できるでしょう。
少しでも減点されないよう、
今日から、
効果的なコンディショナータイム
にしていきましょう。
それでは、今回はこのへんで。