続いて向かったのは北ヘルシンキにある小学校です
生徒数は290人(先生20名、アシスタント6名)。
学校ごとに先生方が様々なプログラムを考えおり、
こちらの学校ではミュージカルに力を入れているそう。
トランポリンをしながら授業を受けていたり、
かたや寝そべってパソコンをしていたり‥
美術の時間はヘッドホンして好きな音楽を聴きながら絵を描いていたり‥
ありえへん世界です😅
先生曰はく、
「子どもたちがリラックスして授業に参加できることが大事」だと。
確かに日本の小学校は、45分間机に座らなけれなならない。
それが当たり前だと思っていましたが、
他から見ると辛い姿勢なのかも知れませんね。
職員室もソファーがあるくらい。
みなさんリラックスしていました✨
最後は校長先生が学校の取り組みをプレゼンしてくれました。
キーワードは「joyful learning & empowering education」、
すでに先生方はteaching→coachingで児童に関わっているようです
年間のアクティビティを職員室に貼っていて、
先生方の共通認識を図っていました。
事前に知ることで不安解消などにつながっているようです。
また、北ヘルシンキの20校と連携し、
各学校の先生方と教え方を一緒に学び合っているとのこと。
各教室にかわいい名前がついていました。
ここは「魔女の部屋」。
ここは「ミツバチの部屋」。
家庭科・・・この日は母の日に向けたクッキングの授業。
第二外国語・・・フィンランド語が母国語ではない児童たちが、ディスカッションや文法を学ぶ。
美術・・・好きな音楽をかけたり、ヘッドフォンで音楽を聴きながら絵を描く。
特別支援学級・・・ゲームを使ったりしながら、先生方がかなり密接にサポートをしている
素敵だな、と思ったのが、
毎週行われている「STAR OF THE WEEK」という取り組み。
カードで議長や秘書などを決め、ある特定の児童に対し、
他の児童がポジティブなコメントをするそうです。
次の週は順番に同様のことを行っています。
低学年の子は語彙が少ないので、
授業でポジティブな言葉を学ぶそうです。
ポジティブな言葉が書かれたシート
これは子どものうちから自己肯定感が高まったり、
自己承認、他己承認にもつながりますね
子どもが主体の学校。
たくさんのことを吸収させていただきました