なんだかんだとつらつら書いてきてみたが、こちらは感染予防に関する専門家でもないので、データの傾向から気が付いたことを書き綴っただけで役に立っているかどうかは分からない。

 

東京都を扱っているのはデータとその分析が整っているからであって、他の道府県にも同じようなデータがあれば見てみたいとが思っている。特にここのところ急増している大阪の傾向なども何か有効な手はないか考えてみたいとは思うが。

 

さて、例によって最近の PCR検査による感染確認率である。

確かに一頃、3% 台にまで落ちたから上昇傾向なのは間違いないが、ゆっくりではある。東京都に限っていえば第4波の少し手前と云ったところであろうか。全国的には第4波といって良さそうだが。比較すると以下のようになる。

全国で期変わりの前後から急上昇しているのに対して、東京都は上がっているとはいえ踏みとどまっている感がある。確かに大阪などでの緊急事態宣言解除が早かった分こういう結果になったと云えるのかも知れない。それにしても大阪府での増え方は異常である。

 

東京都の傾向として、高齢者施設での感染が多いのではないかという指摘を何度かしてきたが、ここへ来て様子が変わっている。

20代から 50代の現役世代の感染者率が上がっているのである。絶対値で見るとこうだ。

3月上旬の段階では、80代以上の施設での感染を抑えれば何とかなりそうだったのが、期末~期初にかけて 20代から 50代の感染者が増えてきているのが分かる。しかも経路は飲食店と職場である。80代以上の施設での感染はというと関係者の努力が実ったのか、3月上旬と比較して半減である。60代も 70代も同様である。こういう頑張りも報道して欲しいし、今感染拡大しているのは期末から期初での現役世代の行動によるものである、と言い切って良いと思う。逆に考えればそういったイベント開催が収まれば、運良く感染拡大も自然と収まる可能性もあるということである。それには 3密を避ける、マスク着用、手洗いの徹底、換気、ソーシャルディスタンスの慣例化が必須だと思うし、飲食店や旅行業者を必要以上に締め付けるのはダメージが大きすぎると思う。そういう意味で飲食店一件、一件知見のある人が店を回って対策状況のチェックと指導をするというのは経済と感染拡大防止を両立させるためにも必要なことだと考える。

 

分けが分からないのがカラオケ店でのクラスタ発生だ。知った顔同士の集まりで安心したのだと思うが、無症状感染者がどこにいても不思議がない以上やはり声を張り上げるのは飛沫感染のリスクを高めるということが分かった。

こんな実験は出来ないのは分かっているが、カラオケに行きたい人全員にまず PCR検査をやってもらい、陰性だったら 2週間隔離生活してもらって、それからカラオケに行ってもらって思う存分遊んでもらって結果を見る、ということをやったらどうなるか。

これだと 3密だろうが飛沫が発生しようが感染源がないのだからクラスターになりようがないはずだが、おそらくある程度の確率で発生するような気がする。

 

自分の新型コロナウイルスとその変異株への感染イメージは以下のようである。

実は国民(あるいは人類)のほぼ全員が何らかの形でウイルスを抱えていて、その量が例えば 10を越えると PCR検査で陽性と判定され、15以上だと何らかの症状を発症し、50ぐらいで重篤化、100で死亡というようなステータスパラメータになっている。

で、たとえば抱えている量が 9以下だと本人も検査でも気が付かないし、ウイルスも体内で増殖する気配もない。ところが陰性者同士でも固まると、それぞれの持っているウイルスステータスが周囲に影響を与えて、後で見たら 10を越えていて検査で陽性判定になった。

なので 5を持っている人が近距離でマスクなしで他の人に飛沫を飛ばすと、受けた方が 5のウイルスステータスパラメータを受け取ってしまう。受けた方が元々 5以上なら後で検査したら 10を越えているので陽性判定となるという感じである。

よって、マスクで飛沫を 50%カットできるなら上述の 5を持っている人の周囲への影響は 2.5に下がる。距離を取ればさらに下がる。受けた方もマスクをしていればさらに下がる。というところだろうか。手洗い、アルコール除菌が有効なのは人間無意識のうちに顔に手を当ててしまうので、無生物への除菌(ウイルスは菌ではないが慣例的に)は意味があると思っていいだろう。

 

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