1987年(昭和62年)のベストセラー、
“サラダ記念日”から来ています。
当時、口語短歌のホープであった
「俵万智さん」の第一歌集です。
その中に“「この味がいいね」と君が言ったから
七月六日はサラダ記念日”という一句が
載っています。
作者が弁当を作って、ボーイフレンドと
野球を見に行ったときに思いついたもので、
弁当の「鶏のから揚げ」を
いつもと違うカレー味の味付けにしたところ
「美味しい」と褒められた時、
“今日は記念日だな”と思ったのが
この句のきっかけだということです。
“歌心(うたごころ)”の貧相でお粗末な
私には、万葉の先人から脈々と受け継がれて
来ている作品や作者には“憧れ”の気持ちをも
思い起こさせられます。
昨今はテレビでも大人気の“俳句コーナー”が
ありますが、歯切れの良い解説や手直しの
理由など耳にしますと、
単語の選定、並べ方一つで、
味わいも奥行きも様変わりしてしまい
言葉の威力を思い知らされます。
俳句や短歌だけでなく、小説の分野でも
強烈に印象に残る立ち上がりの“第一行”には
注目です。
私の好きな言葉に“トンネルを抜けると
そこは雪国であった”という川端康成さんの
小説があります。
芥川龍之介さん、司馬遼太郎さん他それぞれに
希有の天才が“全力で絞りぬいた言の葉”が
鎮座ましましております。
思い返してみますと、
“漢詩”の分野もたいそうなものだと
思います。
“偶成”あたりから齧りはじめる例が
多いと思いますが、
乃木将軍の“詩才”には
いつも情感を揺さぶられるものが
あります。
論語、老荘から、日本の万葉以降の
幾多の歌集の中からは、
「西行法師さん、源実朝さん」あたりは、
心情も時に重ねたくなるような
尊敬の上にも親近感を感じさせられる
ものがあります。
平穏な日常の中に
明るい、薄色の歌のある風景は
良いものだなと思います。
今日は“サラダ記念日”ですね。
我家の“リオ君”は
サラダよりは、“肉じゃがの人参さん、
ジャガイモさん”の方が大好きです。
肉よりもニンジンやジャガイモの方が
食べやすそうで、
ご飯と交互にいくらでも
お口に入ってしまいます。
ただ、“これはマズい”と言う時は、
ペッと吐き出してしまいます。
折角の料理を吐き出してはいけません
と教えていますが、
まだまだ現状は
“マズいものはマズいという受け取り
レベルのようです。”
作る側の努力も求められる
所です。
うっとうしい雨空が続いています。
熱海市での土砂災害の
被害者の救出もまだまだ
です。
熱海市には、独身時代の数年
住んでいたことがあります。
「紅葉丘」という町名のところの
アパートでしたが、なかなかの
坂道の途中にありました。
仕事の帰りに立ち寄った「居酒屋」
も坂の途中にあり、一幅の意味も
ありました。
結婚後は“湯河原町”に住んでいましたので
今回の事故のあった伊豆山にある
「伊豆山神社」などは、初もうでなどで
訪ねもしましたし、
お隣の“真鶴町”の海岸では、
夏場ですが、素潜りをして
遊ばせてもらった馴染みのところです。
被害者の皆さんの早期の
救出をお祈り申し上げます。
アンクリエイト

