日本がいかに睡眠薬消費大国であるか。
ということについて、
客観的なデータに基づいて、
述べられていました。
Jesus!!どうかしてるぜ!!![]()
こういう処方の現状を知ることも、
自分が置かれている状況を把握しておくという
意味では、大切なことだと思います。
ところで話が大きく逸れますが、
時々?笑神様が降臨する我が母。
先日、散歩中に、
またその笑神様が降りてきたようで![]()
散歩にて出会ったこちらのかわいいお花![]()
この花を見るや否や母の口から出た言葉が…
あら〜![]()
かわいいモルヒネ〜![]()
![]()
…え…?
…今、なんて?
かわいい
モルヒネ〜![]()
![]()
いやいや、
ネモフィラ
だわ!!![]()
![]()
と大笑いして、ツッコミましたよ!
モルヒネて…![]()
![]()
モルヒネといえば、
ご存知、
ケシから採取されたアヘンに含まれる成分。
現代医療では、鎮痛剤として用いられている
薬物。
そしてそのモルヒネから、化学合成されて、
ヘロインという麻薬が出来上がる。
アヘンといえば、
すぐに頭に浮かぶのは、
1840年勃発のアヘン戦争です。
薬物依存は国をも滅ぼす!
という、「本当にあった怖い話」ですね。
恐怖です!
アヘンと銀を巡り、
国家が破滅の危機に追い込まれていった黒歴史!
清と英国。
これ、たかだか182年前の戦争なんですよね![]()
182年後、
私はとっくに死んでいますが、
歴史はまた繰り返すのでしょうか…![]()
今度はどんな薬物?
嫌な予感!
こわいわー!
そうそう。
ヘロインは、今や麻薬として
広く知れ渡っていますが、
これも元々は医療目的で咳止めとして
販売されていたんですよね。
咳止めて…![]()
世が世なら…![]()
いや、あれ?まてよ?
今、あちこちで処方されている
あのオクスリが偶然発見されたのが、
かれこれ150年ぐらい前だからして…
あと30年ぐらいであのクスリはどういう…
う〜ん…
これまた歴史は繰り返される…か…?
いや、輸入してるわけじゃないから自滅か?
え?!こわー…
考えさせられるなぁ〜![]()
あ、
いかん、いかん。
妄想が膨らみ、
つい、関連づけてしまいまいました。
処方薬とはいえ、
脳に作用し、破壊する向精神薬。
ダメ!ゼッタイくんも、
![]()
このように言っています。
そういえば、
薬物乱用防止のホームページの内容って、
自治体によって結構違うんですね。
「向精神薬」と明記している自治体もあれば、
「処方薬」としているところもありました。
不思議なのは、よく見ていかないと、
一見そのどちらも書いて無い自治体がある
ということでした。
以前にこんな記事を書きましたが、
たとえば、
ブラックマーケットが横行している大阪では、
ありますね。
向精神薬。
依存と耐性がつく。
と、明記されていますねぇ。
「乱用すると」ってわざわざ書いてありますが、
乱用しようが処方されていようが、
同じ薬なんだから、飲めば耐性はつきますね。
それなのに、
何でここには載せないのでしょう?
変なの〜!
危険ドラッグに含まれているということなのかしら?
![]()
でも、ここには載っている…
謎!
当たり前のことですが、
一応言っておくと、
私は別に、処方薬を服薬している人が
犯罪者だと言っているわけではありません。
外科や内科のように、
疾患が、外科のような形では目に見えない
精神疾患。
それなら殊更に慎重に扱われるものかと思いきや
診察時間が立ち食い蕎麦屋並みに、
ベリーショート!!
これも「心の風邪」キャンペーンの成果なの
でしょう。←イヤミったらしい言い方w
こんなんだからこそ、
それゆえの誤診も問題視されて久しいわけです。
上記のポスターには、
「たとえ一回の使用でも『乱用』です」と
明記されていますが、
そういう毒薬を
本来、
しっかりと休み、
歪んだ認知を矯正しさえすれば、
健康になれるはずの人が、
脳細胞を破壊しながら服薬し続けるというのは、
果たして治療として有効なことなのか…。
私は、
究極の対処療法。
根治には程遠い。
西洋医学の弱点としか言いようがない。
と思いますけどね。
この本のテーマである睡眠薬もそうですが、
そもそも、
何科で処方されようが、睡眠導入剤も含めた
ところで、作用の長短が異なるだけで、
それらは全て向精神薬なわけです。
そして、
服薬を続けることで、耐性がつくだけではなく、
自殺が増える。
認知症や神経疾患のリスクが高まる。
肝機能障害が生じる。
ホルモン分泌を乱す。
等、数々のリスクが生じるという、
最低最悪のオマケ付きです。
これは、
患者の気持ちがどうとかいう問題ではなく、
薬の構造上、起こり得る事実です。
こういうことについても、
この本には書かれていました。
薬と脳の構造を知れば知るほど、
耐性も依存も離脱症状も全て納得です。
だからこそ、
受診時にきちんと説明してほしいわけですよ!
太田胃酸やビオフェルミンみたいに、
お薬出しときますね〜![]()
じゃないんですよ!
これだけなら、ヤセルクスリアルヨ〜!
の売人と変わりません。
ヘタすりゃ死ぬ可能性のある薬物です。
その毒薬を口に放り込む側からしたら、
当然、ちゃんと説明してほしいわけですよ。
たとえそれが、
Dr.にとったら日常茶飯事のことでも、
患者にとったら人生がかかってるわけで、
まさか自分が精神科に来るだなんて…
と思っている人もいれば、とにかく、
みんな弱り果てて受診してるのだから。
誰の体だと思ってるのさ!
私のだよ!!
おっと…
また、話が逸れてしまいました![]()
話を元に戻すと、
書中、
私が最も共感したのは、
今の自分の状態を自覚しないで、
睡眠薬で不眠を解決しようとしても、
不眠も鬱も良くはならないことが多い。
という考え方でした。
これはつまり、
自分は何が辛いのか。
自分はどうして辛いのか。
自分はどうして眠れないのか。
自分はどうしたいのか。
そのために、自分は何をすればいいのか。
それがわからなければ、
何を飲んだって根治することなんて、
あり得るわけがない。
そういう考え方なのだと思います。
精神疾患は、
目に見えない病だからこそ、
自分も周囲も
抽象的で漠然としたイメージをもちがちですが、
たとえば、
長年に渡って甘いものを食べすぎたために
糖尿病になってしまった人が、
乱れた食生活をそのままにしていて、
インスリンを打って、薬さえ飲んでいれば
病気が治る、または寛解するのかといえば、
それはまずあり得ない。
というのと同じ理屈だと思います。
この人の場合は、
病因が食生活なのだから、
まずはそこを何とかしない限り、
よくはならないということです。
もちろん、
世の中には原因不明の病もたくさんありますが、
今言っているのは、そういう話ではありません。
目に見えにくい、心の病だって、
私のように、原因がはっきりしている病気なら、
その病因を突き止め、自覚し、改めなければ、
ただ薬を飲んでいても、
治る、または寛解する可能性はない。
という話をしているのです。
もちろん、
改めたからといって、
その努力の100%が
報われたと実感できるわけではないし、
むしろ報われないことの方が多いです。
大変だし、苦しいし、しんどいけれど、
暗闇から抜け出している人たちは、
みんなそれをしている。
なぜならば、
その人たちはみんな、
そんな都合の良い薬など、どこにもない。
自分の人生は自分だけのもの。
現状を変えられるのは自分だけ。
耳が痛くとも、自分が何とかするしかない。
ということを知っているからなのだと思います。
うまくいくことばかりではなく、
落ちたり沈んだりする日があったとしても、
その日その時、
やれることを地道にやっていくしかない。
向精神薬を飲んでも、何ともない人もいますが、
私については、
きっとその繰り返しです。
敵を知り己を知れば
百戦危うからず
さすがに奥深い言葉です。
散歩道にて![]()
最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました![]()











