~~ハムストリングスのトリガーポイント~~

※トリガーポイントとは……押さえると痛みが再現される部分。

筋肉がゴリゴリにこっていたりする。

 

 

 


ハムのトリガーポイントは
骨盤後傾の原因になり
腰痛の重要な要因になることも多いです


階段を降りたりするとき
膝を大きく曲げると痛みが出ます


半腱半膜様筋のトリガーの痛みは
大腿二頭筋の痛みより鋭いことが多いです

夜間痛(特に大腿二頭筋が夜中痛くなる)により睡眠の質が低下することもあります


ハムにトリガーポイントがあると
歩く時に痛みが起こり、足を引きずってしまうことも
そんな時、坐骨神経痛と間違えやすいのでしっかり区別しましょう

特に運動選手の場合、ハムの腱と坐骨神経が絡まっていることも珍しくありません(Saikku, Vasenius, Saar 2010)


ハムにトリガーポイントがあると
大腿四頭筋(太ももの前)にストレスになり
四頭筋のトリガーの痛みを増幅してしまうこともあります

大腿二頭筋のトリガーは太ももの後ろに「ボウリングのボール」があるように感じるほど強い緊張を起こすことがあります


座っているときの痛みや不快感は
半膜様筋の腱画上にあります
ハムの上方内側のトリガーポイントによるものが一般的です(Gerwin 2001)
近くの内転筋からのこともあります


ハムストリングスのトリガーポイントは子供にもよくあります
「成長痛」だとして見過ごされることも多いようです(Travell, Simons 1992,p316)

子どもたちは自分が何を感じているのか分からず
だまって苦しんでいるかもしれません
そんなトリガーポイントは早く治療して
慢性的な痛みの悪循環に陥る前に
不要な痛みや中枢性感作(脳が痛みを学習してしまう状態)を避け
コントロールしてしまうと良いでしょう

足が「ちゅうぶらりん」だとそんな痛みが出やすいかもしれません
イスが高い時はフットレストを置いて
調度良い高さにしましょう
同時に机の高さもチェックすると良いですね
(私個人は行儀悪いですがイスの上であぐらをかくことが多いです。。)


ハムストリングスのトリガーポイントは「Failed Surgical Back

(背中・腰の失敗した手術?日本では脊椎術後疼痛症候群)の
要因になる場合があります
これはハムが弱い腰方形筋(腰の外側の筋肉)などを補おうとして

ハムに過負荷が起こり発生する可能性が考えられます
(ネプチューンの名倉さんを思い出しました。彼の場合首の手術ですが)


ハムや腕、さらに他の筋肉まで
トリガーポイントでいっぱいになると
イスから立ち上がったり車から降りるのも一人で出来なくなりかもしれません
このストレスが相互にはたらく他の筋肉のトリガーポイントも引き起こす可能性があります


腰痛がある方にハムのトリガーポイントがよく見られますが
必ずしもそれが腰痛を引き起こすとは限りません
先述しましたがハムに痛みがある場合で
ハム以外をチェックするときは
内閉鎖筋、梨状筋、中殿筋、外側広筋、
膝窩筋、足底筋、腓腹筋
のトリガーポイントを確認します


膝上切断した場合、断端を覆うために使われるハムにトリガーがあると
幻肢痛を引き起こすこともあります