~~ハムストリングスのはたらき~~


ハムは股関節から膝まで体の後ろ側を横切っていますが
構造が人により違っていることがあります

半腱様筋の一部が半膜様筋や内転筋とくっついていたり
そもそも存在しない場合もあります

大腿二頭筋の長頭(坐骨にくっついている所)は
仙骨や尾骨、仙結節靭帯にくっついている場合もあります

こういった構造が筋肉の回復力に影響があることもあります

大腿二頭筋の下は腓骨頭にくっついて
半腱半膜様筋の下は脛骨の後ろにくっつきます

縫工筋、薄筋、半腱様筋の脛骨にくっつく部分が重なって
鵞足(がそく、アヒルの足のようになっている)になり
直立時の膝を安定させるはたらきがあります


前屈してつま先にさわれない時
ハムが問題を起こしているかも!と思いますが
足、ふくらはぎ、背中から腰の筋肉が固いと
ハムに不要な緊張が起こることもあります


ハムの過剰な緊張は
骨盤の後傾、股関節の不安定性、頭が前に落ちた猫背の姿勢の要因になります


大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の過剰なトレーニングで
ハムの不均衡がおこり
キャロル・シフレット先生(テキストの著者)が
「バブルバット(お尻の泡?)」と呼ぶものが
若い体操選手によく見られます

ハムは弱いお尻の筋肉を締め付けることができます


ハムの緊張が強すぎると
付着部分と関連組織(前十字靭帯を含む)がダメージを受けやすくなります

 

 


ハムの痛みかな?と思うとき
内閉鎖筋、梨状筋、中殿筋、小殿筋、
外側広筋、膝窩筋、足底筋、腓腹筋、
からの
トリガーポイントの関連痛かもしれません


ハムの痛みを引き起こす他の原因もあります
しかし、その他の原因による痛みと
ハム自体のトリガーポイントによる痛みは
同時に起こっていることも多いです


口を全開に開く力は足の後面(足の裏まで)の
緊張具合の影響があります
すごいですね!