「関節の」と題しましたが

「肩の関節が痛む」と相談を受けたとき

三角筋という肩関節を覆っている筋肉に問題がある場合がよくあります

 

 

 

 

肩の関節が痛くて……でも整形では異常が見つからず

そういう時はこの筋肉に問題があるかもしれません

 

 

 

図をなぞるのもバカにならないぐらい大変です

↑三角筋という筋肉が絵のように

鎖骨から肩甲骨にくっついて

腕の方に伸びています

 

この筋肉にトリガーポイント(痛みの引き金点)ができると

最初の絵のように「肩の関節が痛い」ような痛みが現れます

 

 

 

 

三角筋のトリガーポイント(痛みの引き金点)について

  • 三角筋にはトリガーポイントがたくさんある場合がある
  • 腕を振って上げたときに痛む
  • トリガーポイントが脱力の原因になることも
  • 三角筋に力を入れていない状態で痛みが出る場合は他の筋肉が原因
  • 肩の関節は他の筋肉もたくさん関わっているのでこの筋肉だけにとらわれない
  • 痛みが肘の方まで広がる可能性もある
  • 回旋筋腱板損傷と間違われることがある
  • 後ろのポケットに手を伸ばす動作で痛む(後部線維、結帯動作、五十肩)
  • 慢性の回旋筋腱板断裂や肩のOA(変形性関節症)に影響する可能性がある(Berth et al. 2009)

 

テキストには

 

「三角筋のトリガーポイントはしばしばsateliteである」

 

と書かれていました

satelite→衛星

メインのポイントが他にある、ということかと思います

 

 

 

悪化する要因

  • オーバーハンド、アンダーハンド、または腕の横の動きを過剰に繰り返す
  • パソコンのキーボードが高すぎるか、低すぎる
  • 肩の高さに腕を上げたまま仕事をする
  • 片方の腕で重い物を持ち続ける(子供を抱く、本や荷物)
  • 素早いスピードのスポーツ
  • 交通事故のケガ
  • 三角筋への注射(ワクチン、予防接種)がきっかけになることがある
  • 外科医や歯科医などの仕事

 

 

 

痛みをなくすには

  • テニスボールや指圧棒での圧迫、マッサージ
  • 仕事やスポーツなどの前にしっかり肩を温める

それでも痛みが取れない場合はご相談下さい

 

 

 

以前心臓弁膜症の手術をされた方で

三角筋のトリガーポイントがなくならないことがありました

その方の場合、心臓からの痛みが関係していたのかと思います

心臓に不安がある場合は専門医にご相談下さい