トノバンのドキュメンタリーが映画になり公開されるので、
色々、加藤和彦関連の本を読み漁っている。
図書館で借りたもの、自分で所有しているもの。
これらの本で見えてくるものは、
加藤和彦は惚れた女にはとことん尽くすタイプの男であるという事。
ミカさんと結婚している時は、家事は全部やってくれたそう。
キッチン&ベッド」「ワーキングカップル事情」
セレブなカップルのセレブな結婚生活を書いた2冊。
これをホラーな結婚生活と思うか、理想の結婚生活と思うか。
加藤和彦は7時には家に飛んで帰り、服を着かえた妻と前菜的なものを作り
赤ワインで乾杯。
二人で作りながら食べるので、食事が終わるのは23時頃。
安井かずみは外できれいな女性を沢山見ている夫をガッカリさせないために
着替えて夫を迎えていた。自分が年上という負い目があったのかな。
そして、この夫婦の謎はこの本で解ける。
二人の印象をかかわりのあった人達が語っているこの本は読みごたえがあります。
特に吉田拓郎のパート。
サマルカンドブルーと言うアルバムは作詞すべてが安井かずみ、作曲は加藤和彦。
まるで、安井かずみから加藤和彦へのラブレターみたいな歌詞。
拓郎よりも沢田研二が似合う。
歌詞カードを観ながら、沢田研二の声に脳内変換するとピッタリと合う。
歌ってくれないかな。