7日目。
わたしが観るのは5回目。



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残り3日で
初日には10日間もあると思っていたのに
本当に早くてびっくり。
だからこそ
一回いっかいを大切に観たいと
そう思うのです。




きょうは
ルカがなぜたくさんの嘘をつくのか
ということについて考えたい。
というか、観ながら考えた。


でも
考えるまでもなく
わりと芝居の中で答えはでてるとおもってて


サーチンが
ルカが嘘をついたのは、みんなを不憫がってのことだ
って言ってる。


そうかもしれない。


わたしは
人をしあわせにする嘘
人のことをおもってつく嘘
それはついてもいいとおもっている。

たとえば
ルカがアンナに、死んだらなにも苦しむことはないよと言ったように。。。


でも
それと同時に
どんなに相手をおもっていても
相手を傷つけたり
取り返しがつかないことになったりも
するのかなとおもう。


役者は、サーチンが言うように
ルカがネジを巻いたのも同然だ。

そしたらまるで
“真実の国”のおはなしみたいになってしまった。


わたしは
あくまで想像だけど

ルカは、病気を治してくれる病院に行くために
お酒をひかえるようにと言ったけど
本当の目的は
お酒をひかえることにあったんじゃないかとおもう。病院行くことじゃなくて。
だから
すごい病院あるよって言ってその気にさせて、、で、そこ行くために禁酒!ってして、自然とやめれたらって考えたんじゃないかと。。。違うかもしれないけど。

でも結果的には
役者は死を選んでしまった。

その原因は
もしかしたら、お酒をやめたことかもしれない。



ルカは(たぶん)巡礼として各地を巡り
様々なひとを見てきたはずだ。

それで
何かひとこと声をかけるだけで
そのひとが笑顔になればいいなと
おもったんではないだろうか。

だから
嘘をつき、作り話をした。


そこには優しさがあるけれど
一歩間違えれば
とても危険だともおもう。


サーチンみたいに
プラスの影響うけるならいいんだけど。



嘘をつくということが
どういうことなのか。
普段そんなこと考えないから
考えるきっかけになってよかった。



ルカというひとは
きっと
嘘の中にとても大切なことを織り込んで、話しているんじゃないかとおもう。


わたしも
つくならば
ひとを傷つけるような嘘じゃなくて
しあわせにする嘘をつきたいな。



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※撮影:知人




あしたは
わたしは何をおもうのだろう。

同じ芝居なのに
毎日違うことを考える。
だから楽しい。


泣いても笑ってもあと3回。
後悔しないように観たい。




さいご、一緒に観に行った知人と、劇団員である洪さんと撮った写真を。


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あしたも、たのしみにしている。





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